家庭の医学 | K-090 | 医療機関の診療体制を知りましょう | 家庭医学のTopへ |
全国各地で小規模診療所・個人診療所の診療時間は異なるようです。
午前の診療のみ、午前の診療と午後の診療、午前と夕刻・夜間の診療、等です。 一方、総合病院の外来診療は午前の診療のみが大部分です。 検査、特殊診療は午後に行われますが、これらは予約診療です。 総合病院も夜間は少人数のスタッフが当直勤務するだけです。 救急診療を実施する総合病院も少人数のスタッフだけで実施されています。 大都市の公的総合病院・大学付属病院なら、夜間も内科・外科・小児科医が当直勤務しますが、地方病院・小規模病院なら全科で一名の当直勤務になります。 夜間の診療体制は上の説明の様に、日中の診療体に比べると可成りの縮小で行われています。 皆さんが期待される夜間・緊急医療にはほど遠いのです。 土曜・日曜・祭日の総合病院の診療体制は、夜間と同様に縮小されています。 夜間・休診日の受診では、通常の診療体制で維持されている医療内容は望む無いことを知ってください。
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