家庭の医学 | K-076 | 珍しい病名 始めて聞く病名 | 家庭医学のTopへ |
相談室に「珍しい病名を聞きました。 説明をしてください。」 との依頼がありました。 我が子が罹っているかの不安です。
幾つかの例示です。
◎ 論争に巻き込まれるのを避けて病名を書きませんが、小児科学科・耳鼻科学会でも否定している概念を病名としてネットで説明しています。
◎ ネットで検索しても、該当名が無い病名を診療室で聞かされた例。
これらの病名を聞かされて迷った後の相談でした。
ネットが便利となり家庭医学書を購入しない保護者、有っても利用しない保護者が多くなりました。
平均的な医療情報・大多数の医師が認める医学情報は家庭医学書から得てください。 ただし、最新の情報が必要ですから発行から五年程度で更新が必要でしょう。
更新を手数と考えられるならネットの活用もやむを得ないと考えます。
ネットで情報を得られる時の注意を幾つか書いておきます。
○ 複数の説明を読んでください。 日常に出会う病気の説明なら五つの説明を読んでください。
この中から、共通する箇所だけを受け入れてください。
○ 病名の説明で10を越さない情報しか探せない時には不審を念頭に置いてください。
○ 治療器具・薬品の宣伝を第一とする説明については注意を払ってください。
○ 患者・一般の人が “ファンクラブ” の如きに書き込む情報には注意が必要です。
『医師の説明を優先してください』 と書きたいのですが、先の二例(◎)は医師が行っていました。
『信頼できるホームドクターの説明を受けてください』 をここでは提案します。
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