家庭の医学      K-070    育児休暇について    休暇の取り方を変えませんか   家庭医学のTopへ
 
 女性の社会参加・就労が多くなりました。
 
 母性の保護・乳児の保護を目的として、以前よりは育児休暇も取りやすくはなったようです。
 
 大半の母親は子供の誕生から一年の育児休暇を取られているようです。
 
 この育児休暇を子供の側から再考しませんか。
                      
 ‘長い育児休暇が取れる’・‘何回も取れる’ といった理想を目指し、制約をはずしての再考です。
 
 乳児期の授乳・離乳食の準備と一年間の苦労は多いものです。
 
 しかしこの時期の乳児の “母親を欲する意識” は低いでしょう。
 
 幼児期から小学校低学年期の “母親を欲する意識” は乳児期に比して多いはずです。
 
 子供の言葉としては発せられないでしょうが、子供の潜在意識として見てください。
 
 この時期の ‘母親の在宅’ の意義は多いと考えます。
 
 一年間の育児休暇を誕生後の三ヶ月と幼児期の九ヶ月に分散出来れば子供の満足度は変わるはずです。
 
 ‘3/12’と‘9/12’ の算数(分配)を討議するのが目的ではありません。
 
 幼稚園・学校の長期休暇に振り替え取得も望みませんか。
 
 ‘母親の在宅’の意義を検討して欲しいとの提案です。
 
 現行の育児休暇は法律・社会の同意が前提です。個人の自由にはならないでしょう。 今後の討議への提案としてこの一文を書きました。
 
 この意見に賛同するかの様に、最近は就労時間の短縮を小学三年まで延長する企業が現れました。 [論壇を参照してください]
 
 此処に書いた提案と画期的な企業の方針を比較してください。

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