家庭の医学      K-060   ホームドクターとは   家庭医学のTopへ
 
 このHPではホームドクターについて何回も書きました。
 
 子供が病気になれば同じ医療機関に行かれるでしょう。
 
 繰り返し診察を受ける医師を  “ホームドクター” と考えていませんか。
 
 “ホームドクター” にはもう少し深い関係を保つことを云います。
 
 “ホームドクター” を持つ事を言い換えれば、 「信頼している医師」 と「医師からも信頼されている家族」  の関係になるでしょう。
 
 医者不信は何回も聞きます。 マスコミの格好な話題にされます。
 
 しかし、医療サイドから信頼される行動を皆さんはされていますか。
 
 信頼関係はお互いに築くものです。
 
 信頼を築く手段に会話は欠かせません。 会話の少ない診察室は医療サイドにも責任はあるでしょう。 しかし、会話 (十分な説明) を嫌う患者・保護者も見受けます。
 
 ‘手短に’ をモットーにされているのか、早く診察室を出たいとも見える行動があります。
 
 聞き忘れに気づき、相談室には 「説明を聞き忘れた」 としての追加説明を求める相談が多くあります。
 
 「医師が説明してくれなかった」 と云う前に、聞き出す努力をしなかったことを振り返って下さい。 
 
 質問と説明があれば、会話が増えます。
 
 ホームドクターを決めるとは、“患者・家族が医師を信頼する” と “医師からも信頼されている家族” の条件が満たされることでしょう。
 
 医師から見ても信頼出来る家族・患者が少なくなったようです。
 
 一例を挙げますが、相談室から返信を送っても、返礼があるのは三割に届きません。
 
 医療への批判が多い状況で、この発言には賛同が得られないかもしれません。
 
 ‘待ちの姿勢’ でなく ‘自分で努力する姿勢’ も必要と考え、医師からの希望を書きました。

 皆さんが言われる “かかりつけ医” と この説明で云う “ホームドクター” の内容の違いを知ってください。

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