家庭の医学  K-060   入園・入学準備   家庭医学のTopへ
 
 入園・入学前には、幼稚園・学校での生活に合わせた健康管理の準備も必要です。
 
 普段とは異なる、この時期には健康管理についても再検してください。
 
 入園・入学以降では、歯科・耳鼻科等で長期に治療するのは制約を受けることもあります。
 
 事前に検診で判る病気については、この時期の受診も必要でしょう。
 
 入園・入学の直後は病気になる機会も多くなります。 四・五月は疲労をさせない気配りも必要です。
 
 予防注射については準備も必要でしょう。
 
 三種混合等の予防注射は幼児期に、 MRワクチンの第二期接種は済まされているでしょう。
 
 水痘・流行性耳下腺炎の予防注射を済まされていない、罹患していない場合には、異なる観点で考えてください。
 
水痘・流行性耳下腺炎の予防注射は保護者の任意に任されています。
 
 幼稚園ならこれらの感染による休園も問題は少ないでしょう。
 
 学校になりますと、勉強の進度を考慮して一週間 ・ 10日間の休みは避けたいものです。
 
 幼稚園年代なら自然感染による登校停止も我慢出来ます。 小学校では登校停止は避けたいと考えます。 この理由でワクチン接種を検討してください。
 
 高校・大学年代に海外留学を希望する子供も多くなりました。 留学に際しては滞在国の予防注射方式が義務とされる場合もあります。 
 
 7才を過ぎると医師は予防注射接種に消極的になります。 将来を見越して、予防接種を見直してください。 希望される予防注射は小学校入学前に済ませるようにしてください。

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