家庭の医学 | K-058 | 繰り返す訴えと受診 | 家庭医学のTopへ |
子供には時日を置いて痛みを訴え、受診すると治療の必要は無いと判断される状況があります。
例えば ‘成長痛’ ・ ‘臍疝痛’ と説明される状態です。
診察の結果として判断されるもので、この様な訴えの全てが ‘成長痛’ or ‘臍疝痛’ではありません。
家庭医学書・他人からの情報等で自己判断されている事も多いようです。
似たような訴えで治療の必要な状況もあります。
子供の場合、痛みの発生場所・痛みの種類が正確に表現出来ていない場合もあります。
一度は小児科ホームドクターの診察は受けてください。
二度目からは、前回の訴えと保護者の知識で自己判断されるのに反対しません。
一度目は自己判断で放置しながら、二度目が夜間 (診療時間外) で訴えも激しく、救急を探したとの話も聞かされます。
自己判断の怖さとともに、この様な事態での救急受診は控えて欲しいと考えます。
診療時間での受診を優先して欲しいとの意味です。
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