家庭の医学  K-046   子供のシャワー   家庭医学のTopへ
 
 暑い季節にはシャワーをよく使われるでしょう。 入浴は止めてもシュャワーを使用されることをよく聞きます。
 
 汚れ・汗を落とす目的は有りますが、シャワーには身体を温める効果は有りません。
 
 身体に湿りを残し、この湿りを蒸発させる時に蒸発熱を身体から奪い体温を下げて涼しさを感じさせます。 この冷却効果が、夏に喜ばれる理由です。
 
 この利点は、子どもには欠点にもなります。
 
 夕刻以降のシャワーで身体を冷やし夏風邪の原因になることがあります。
 
 お腹を冷やして下痢・嘔吐の原因にもなります。
 
 四時頃以降は、「風邪をひく」 ・ 「お腹を冷やす」 と云って、ビニールプールでは遊ばせないでしょう。 同じ理由です。
 
 大人は体温の変化に対応出来ますが,子どもは衣服で対処することを忘れがちです。
 
 子供には夕刻以降のシャワーは使わせない方が良いでしょう。
 
 夏期以外の季節に子供のシャワーは止めてください。  

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