家庭の医学  K-044   栄養食品・健康食品   家庭医学のTopへ
 栄養食品・健康食品の効果を尋ねての相談が寄せられます。
 
 医療との関連,治療上の効果についてはなかなか明言出来ません。
 
 塩分・アルコール飲料等が治療に支障を来す場合には,食事指導の一環として指導できます。
 
 栄養食品・健康食品・ビタミン類が健康維持に果たす効果はあるかもしれませんが,健康維持に不可欠とは断言出来ません。
 
 医療に関係する者が話せることは 『通常の食事が摂れるなら,付加栄養品の追加は必要なし』 になるでしょう。
 
 栄養食品・健康食品の追加は個人の嗜好であり,無農薬野菜を嗜好するのと大差ないと考えます。
 
 栄養食品・健康食品と言われるものの大半は ‘工業製品’ です。野菜と同列に書いたのは誤りかもしれません。
 
 自然に育つ食品に勝るものは無いと考えます。
 
 通常に、食品として販売される食材含まれる栄養要素を万遍なく摂取することで充分と考えます。
 
 ビタミン類を含め,薬剤に類するものを子供に連日食べさせることには賛成出来ません。
 
 マスコミに現れる宣伝に惑わされない信念が育児には必要です。
 
 食材添加物・サプリメントの副作用は薬害が広がって報じられるものです。

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