家庭の医学  K-043   薬の副反応・副作用   家庭医学のTopへ
 
 薬には必ず注意を書いた説明書が同封されています。
 
 医療機関で使用する薬剤には厚労省の認可・指導方針も含めて記載された ‘添付書’ が添えられています。
 
 添付書に ‘副作用’ の記載されていない薬剤は皆無と言えます。
 
 ‘小児に対しては安全が確認されていない’ と書かれた薬剤も多数あります。
 
 この副作用の出現数は使用総量から見れば少ないかも知れません。
 
 皆さんは近くに被害を見ないと ‘滅多にない事’ と安心され,注意が少ないようです。
 
 宝くじよりも当たる確率は高いかも知れません。
 
 もう一つは,‘薬の食べ合わせ’ の問題です。
 
 単独の服用なら起こらない作用が,たの薬剤と併用する事で副反応を起こすことがあります。
 
 これらの副反応・副作用の大半は早期に対処すれば回復させられます。
しかし,一生涯に支障 (障害) を残す例も多々あります。
 
 日常に ‘薬の副作用’ を考えてください。 ‘薬の食べ合わせ’ に注意が必要です。
 
 これらは医師・薬剤師が先に注意すべきことですが,患者側の協力も欠かせません。
 
 隠れて二つの医療機関を受診して受け取る薬が ‘薬の食べ合わせ’ になったり、同種の効果が重複して二倍の影響が起こる場合もあります。
 
 “薬を強く望む” , “二つの医療機関から別個に薬を受け取る”  等は患者側で注意して欲しい問題です。

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