家庭の医学  K-019    アレルギーと室内の植・動物  家庭医学Top へ戻る
 
 杉とヒノキの花粉・鼻炎が季節の話題として聴かれるようになりました。 今回は室内の動・植物とアレルギーの話題です。
 
 最近は室内に飾られる植物、飼われるペットが多くなりました。
 
 外国の育児書・家庭医学書には植物、特に観葉植物の乳幼児への悪い影響を説明し、病弱な人・病気療養中の人へのプレゼントには避けるようにとの注意が書かれています。
 
 ペットの室内での飼育については説明するまでもなく、影響については理解されているでしょう。
 
 植物・動物に対する考えは個人の趣味ですから他人の関与する事ではありませんが、家庭に対象になる子供・成人は居なくてもよく訪れる来客についての配慮もしてください。
 
 アレルギー体質の子供で実家に帰ると発症しますとの相談を受けますがアドバイスの仕様がありません。 祖父母も現状は理解され、孫の来訪前にペットを戸外に出されますが数時間の準備では効果は得られません。
 
 観葉植物では日本でもポピュラーになっているものが指摘されています。 一例としてカラディウム、ディファレンパキア、ポインセチア等です。
 
 多くの観葉植物が乳幼児の皮膚、口・咽頭、胃腸、そして全身への影響が起こると書かれています。
 
 観葉植物にはサトイモ系のものがよく見られますが、特に注意してください。
 
 植物・動物への愛情についての干渉ではありません。 対象となる人への配慮も必要な時には求めたいとの希望です。 直接に配慮を求められない人の代弁でもあります。

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