育児の広場      I-084   綿棒浣腸について   育児Top へ戻る
 
 乳幼児の便秘に際しては、腹壁の軽い圧迫とマッサージ様の刺激に取り組んでください。
 
 次の手段として綿棒浣腸が勧められます。
 
 中三日も排便のない時には保護者の判断で綿棒浣腸を実行してください。 薬剤を服用するのは小児科医の判断に待つべきです。
 
 綿棒浣腸を実行しても効果がないと話される保護者によく出会います。
 
 皆さんのされる方法が良くないようです。  綿棒の先端部を少しだけ肛門内に入れてピストン運動させるだけでは、効果は期待できません。
 
 大胆に行ってください。綿棒の先端から 1.5 〜 2cm 程度は肛門内に入れても大丈夫です。
 
 肛門内の粘膜壁を刺激するのが目的です。 出し入れのピストン様運動でなく、入り口を支点とする回転運動をしてください。
 
 「浣腸はクセになる」とよく云われますが、便秘の解消を優先させるのが基本です。
 
 離乳食・幼児食の内容を検討することは当然です。
 
 詳細な説明は [便秘と浣腸] を読んでください

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