育児の広場     I-081   ゲーム機の功罪   携帯電話も含めて   育児Top へ戻る
 
 ゲーム機の功罪が常に話題になります。
 
 ここで罪について違った指摘をします。
 
 ‘変な箸の持ち方’・‘変なエンピツの持ち方’ が話題となっています。
注 このHP でも解説・指摘を繰り返しています。
 
 正しいエンピツの持ち方には親指・人差し指・中指でエンピツを持つことが必要です。  
 
 
 
 
 
 
 
   → “手の握り” の成熟過程の説明図です。
 
 幼児期には B から C への進歩を進める指の動きをを教える必要があります。 本来は色々な遊びの中で習得します。 保護者がこのような動作を多くするオモチャの選択と遊びを取り入れる努力も必要です。
 
 C が出来ない子供はエンピツの持ち方が変になります。
 
 携帯ゲーム機 (携帯電話にも同じ事が云えます) の操作は B & C の握りで使う動作の繰り返しです。 ゲーム機の好きな子供はこの動作が特に多くなるはずです。 CからD への進行を阻害する遊びと判断できます。
 
 B & C の状態で C への促進を努力しない事は  “ストップさせる” に相当しますが、携帯ゲーム機で長時間遊ばせる事は “逆戻り”  に等しいと考えます。
 
 ‘摘む’ の訓練・習熟は学童期の全般に続ける必要があります。 細工を職業とする人達からは「訓練は一生涯必要」との意見が聞かれます。
 
 子供のゲーム機遊びも、この訓練・習熟との平行が必要です。 ゲーム機の専念は困ります。
 

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