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乳児を遊ばせる場所
新生児・乳児の場合に“寝ている時”と書くと一日24時間になります。 平均的な睡眠時間を書いておきましょう。 一ヶ月未満で16~18時間、一~三ヵ月で15~17時間、四~六ヵ月で13~14時間、七~十二ヶ月で11~13時間 です。 ここでは目覚めている時間帯に寝かせておく場所について説明します。 睡眠のためには寝布団、目覚めている時間帯には寝布団から床に移すことを原則としてください。 目覚めている時間帯にうつ伏せ姿勢にすると、手の平に接触面から堅さが伝わります。 この触感が後の手の機能をかくとくさせるのに非常に重要になります。 他の項で「一ヶ月半を過ぎた乳児にはうつ伏せ姿勢が必要」と勧めています。 この時期を過ぎた乳児の目覚め時間帯には床で遊ばせることを勧めます。 三~四ヶ月頃の乳児では、目覚めている時間の半分を床で遊ばせてください。 この時期以降では床で遊ぶ時間を増やしてください。 後になりましたが床で遊ばせる必要を書きましょう。 握る運動を誘発する刺激は手のひらに加わる圧刺激です。 新生児時期の乳児は両手を堅く握っています。 二ヶ月を過ぎると堅かった握りも少しずつ緩んできます。 三ヶ月を過ぎると緩く広げるほどに変化します。 この時期以降には手のひらに圧刺激を加えることは非常に必要なことになります。 目覚めている時間帯も寝布団でうつ伏せ体位にしておきますと床と手のひらの間に緩衝材を挟むことになり、刺激が弱められます。 床に残るホコリを心配されるならホコリを拭き取ったタタミの上か、寝ござを使用されても目的は果たせます。 バスタオルはしわが寄ることで効果度が下がります。 |
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