育児の広場  I-063   足の変形・ねじれ   変な歩き方   育児Top へ戻る
 
 街で “変な歩き方”・“脚の変形” をよく見かけます。 病気としての異常でなく、美容の問題かもしれません。
 
 以前には、乳児期・幼児期に下肢の変形・ねじれを心配されての受診もよくあります。
 
 この時期の下肢の形は成長期にある ‘正常範囲内の変形’ が大半です。
 
 心配される変形として ‘O脚’ が多くあります。 歩行開始時期には図の様な、足の内転があります。
 
 成長に連れて自然に解消する変形が大半です。
 
 病気の有無として考えると ‘正常’ と評価できる状態です。
 
 しかし、美容的な観点に立つと ‘異常’ とも考えられる場合があります。
 
 歩行にも美容の観点は必要かもしれません。
 
 成長後の歩行を考えれば、この時期に矯正できる変形もあります。 小児科医の視点からは、幼少期に保護者の配慮で対処してほしい問題です。
 
 幼少期なら、短期間の・夜間の装具装着で矯正できます。
 
 矯正が可能か否かの判断・矯正の指導・装具装着は小児整形外科医が担当します。
 
 乳児期・幼児期に下肢の変形・ねじれを心配される保護者には、小児ホームドクターと相談され、小児整形外科医への受診を勧めます。
 
 

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