育児の広場  I-054   こころの問題で受診   育児Top へ戻る
 
 子どもの知的発達・心理的な問題で受診すべきか否か、受診について家庭で意見が一致しないとの相談が寄せられます。
 
 こころの問題とは情緒障害・注意欠陥多動障害・学習障害・自閉等を含みます。
 
 これに知的発達障害も含めて考えてください。
 
 その大半は子どもとの接触時間が長い母親から寄せられます。
 
 子どもの行動・友人関係に問題があるとの保育園・幼稚園・学校からの知らせ、母親が気づいての不安です。
 
 不安に思い受診を父・祖父母に相談すると反対意見が出されることと、受診機関が判らないとの相談です。
 
 こころの問題は発熱・下痢・出血の様に数値で表すことが出来ず、複数の人に共通の認識として眼に映りません。 不安と疑問が共有出来ないことがあります。
 
 説明を省いて解決策を書けば、『独りでも不安を感じる場合には専門家に相談すべき』 になります。
 
 異常と見えた状況が、問題のない場合もあります。
 
 逆の場合に受診の機会が遅れ、状況が進展した後の対処には早期に比較して格段の努力と時間が必要になります。
 
 対処が遅れた影響は子どもが被ることになります。 この様な問題の対処にはムダも前提に進めるべきです。 受診が遅れた時の状況はムダに換えられません。
 
 家庭内での行動から不安を感じる時は保育園・幼稚園・学校の関係者からも意見を聞いてください。
 
 多くの情報を知って、前進の中から安心を探すのが良き方策でしょう。
 
 次に相談機関の選択です。
 
 小児科医と書きたいところですが、この分野に無関心な小児科医もおります。
 
 公的な施設で、子どもの心の問題に対処する機関は可成りの地域で設置されています。
 
 この様な施設が判らないときは、保健所に問い合わせてください。  
 

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