育児の広場  I-052   乳児の鵞口瘡・上皮真珠   育児Top へ戻る
 
 乳児の口中に「白い斑点が出来ました」との訴えで受診されることがよくあります。
 
 口中の粘膜に出来るものとしては、口内炎・鵞口瘡・上皮真珠です。
鵞口瘡 (がこうそう) は舌・上あごに出来ることが多く、頬の内側に広がることもあります。
 
 白い斑点として付着します。ミルクかすの様に見えますが、ふき取ることが出来ずにこびりついています。
 
 カビの一種 (カンジダ) によるものです。ひどくなると治療も長引き、食欲を落としますので、早期の治療が必要です。
 
 上皮真珠は歯茎に歯の様にも見える白い粒として見えます。この部分の上皮が変化したもので自然に消失します。痛み等の困ったことも起こさず、放置してください。
 
 もう少し大きくなった子供・成人と同様に口内炎も出来ますが、これも早期に受診してください。
 
 これらの治療は小児科医が担当します。

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