最近、街でオシャブリを口にくわえたベビーをよく見受けます。

　

 ‘オシャブリ’の是非について問われることがよくあります。

　

　周辺を見回して同世代の幼児に ‘オシャブリ’ をよく見かけるが、反対の意見も聞き不安になっての相談があります。

　

　止めさそうとしても，本人が離さないとの相談もあります。

　

　この HP ではオシャブリに反対の立場です。

　

　是非を考える前に保護者が渡した理由を考えてください。

　

　最も多くの理由は，自宅で・公共の場で大きな声で泣くのを止めさせることにあったと思います。

　

　オモチャ・手なぐさみ程度の理由を考えた人がおられるかもしれません。

　

　反対の意見としては，歯科医から将来に歯並びが悪くなるとの注意があります。　この意見に対しては，影響は少ないとの意見もあるようです。

　

　使用を始めた理由に，使用が 　“必要” ・ “善”　 とする積極的な目的は感じられません。

　

　反対意見にも賛否両論が有りますが，この場合は　“歯並びが悪くなる”　の意見を受け容れておく方が無難でしょう。　使用する目的も曖昧ですからなおさら信じておくのが得策です。(注　害を残したとして、医事訴訟になった使用例もあります)

　

　乳児期・幼児期に、積極的に “善” とする考えもなく，保護者の手数を省くために教えた習慣が，後に止めさせられなくなったとの話を他にも聞きます。　例えば 「同じマクラが離せない」，「同じ毛布を離さないので洗濯も出来ない」，等です。

　

　目的のない習慣は教えないことが最善です。

　

　‘オシャブリ’・‘マクラ’・‘毛布’ ，これらは保護者の手抜きに使用したでしょう。

　

　赤ちゃんをあやすのにどれ程の手数が掛かりますか。

　

　ぐずるのも赤ちゃんのレクリエーションと聞き流す度量が必要です。