育児の広場  I-043   離乳の完了・断乳   育児Top へ戻る
 
 一才をはるかに過ぎて断乳出来ないとの相談が寄せられます。
 
 あえて云うなら 「断乳が出来ない」 でなく,「断乳していません」 でしょう。
 
〈離乳食〉の開始時期と初期の食品には関心が深いようです。保健婦等の指導もストレートに受け入れられるようです。
 
 その後の経過は,乳児の個人差,母親の意向で進行の度合いが変わってきます。
 
 固形食への移行にも個人差があり,月齢による食品内容 (硬さ) にも差は出ても当然です。
 
 一才の誕生頃には〈離乳〉 は完了出来るとの理解は必要でしょう。 このゴールへの努力は期待したいものです。
 
 この頃には歯茎でつぶせる硬さにする配慮は必要ですが,幼児としての食事が摂取出来るはずです。
 
 一日三回食で栄養補給を行い,追加の母乳・ミルクは必要なくなります。
 
 これが,《離乳の完了・断乳時期》 です。断乳を決断する時期です。
 
 ここまでの説明はなんの新味もありません。
 
 育児にはリズムが必要です。適切な切り替えも必要です。
 
 欲しがるから止められないとする惰性は困ります。育児には “けじめ” が必要と考えます。
 
 保護者が子供に “けじめ” を見せる最初の機会が “断乳 ” と考えます。
 
「断乳する勇気がありません」と理解します。
 
 細かい時期には言及しませんが,保護者の決断は望みたいものです。
 
 
 断乳を否定する意見もあります。 “卒乳” との用語も知っています。
 
 ‘離乳の開始’‘離乳の完了’‘小児食’ と経過する ‘食の変化’ の中で  ‘断乳’ を捕らえたいと考えます。
 
 乳児と母親の間で形成される ‘母子関係’ は他の方法で熟成させられると考えます。

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