育児の広場  I-035   育児と躾・子供の行動規制   育児Top へ戻る
 
 
 “学級崩壊” と言う用語がマスコミに現れて随分と時間は経ちました。
 
 最近は “小学一年生プロブレム” と言う用語もあるようです。
 
 後者は “学級崩壊の小学一年生版” に使われるようです。
 
 学級崩壊には色々な原因が複合して作用していると考えます。
 
 その一面を ‘無秩序’ と捉えて,“自己規制出来ない子供の集団” と云っても過言でないと思います。
 
 学級崩壊で主役を演じている子も病的な素因は持っていないはずです。
 
 行動の表現に自己規制が作用していないと考えられます。
 
 社会環境に目を向ける必要もあるでしょうが,各家庭内で対処できる面で再検討しませんか。
 
 “規制する” ことは良くないとの風潮があります。
 
 一方で,子供を育てる時に “躾をする” ことは必要ないと考えられますか。
 
 “躾” の内容・ “躾” の程度は保護者の意向に依りますから,全員一致とはなりません。
 “躾” は表現を変えれば,子供の自由を “規制” することです。
規制をせずに“躾”をしていると考えるなら,それは保護者の頭の中で希望を持っているだけではありませんか。
 
 色々な形で青少年問題が報道される最近の情勢を知るとき,“躾”・“規制” の意義を考えてください。
 
 方法・内容は個人により異なるのは当然です。
 
 規制の無い社会はありません。
 
 規制を理解できる育児は必要と考えます。
 

 ← ワイドモニターを使用の時  育児Top へ戻る  HPトップへ   子供の病気へ    家庭医学へ    運動発達へ