育児の広場  I-028  おむつかぶれ   育児Top へ戻る
 
 おむつかぶれは乳児にはよくあることです。 
 
 尿から作られるアンモニアが原因です。 当然の事としておむつの交換、湿った状態を続けないことが必要です。
 
 治療として軟膏の塗布が必要になる事もありますが、自宅にある湿疹用軟膏を安易に塗らないでください。 ステロイド含有軟膏は厳禁です。
 
 昔はよくベビーパウダーを使用しましたが、逆効果です。
 
 軽症の場合は、上に書いた注意と裸でおいて乾燥させるような努力を多くしてください。
 
 治りにくい時は小児科に相談してください。
 
 よく似た病気にはカンジダ感染症があります。
 
 以前におむつかぶれ用にもらった軟膏を塗ってひどくなりましたと受診されます。
 
 カンジダ感染症はひどくなると臍の下方で大きく三角形に赤くなっています。
 
 カンジダ用の軟膏は、おむつかぶれ用軟膏と全く異なります。
 
 おむつかぶれは数日で治ります。それ以上長引くなら再受診してください。

 ← ワイドモニターを使用の時   育児Top へ戻る  HPトップへ   子供の病気へ    家庭医学へ    運動発達へ