育児の広場 | I-015 | 子供に挨拶の強要は止めて下さい。 | 育児Top へ戻る |
最近子供は年令に比して幼稚化し、言語発達に遅れを感じる子供も多くなっています。
加えて、ていねい語を多く使用させる傾向は強くなっています。
いい子、可愛い子に育てようとする両親の願望もつよくなっています。
ここで年令に比して必要以上の挨拶を強要される両親が多くなったように見受けます。 年令に応じて挨拶もして欲しいことですが、子供には許されるヤンチャも含めて子供っぽさも必要です。
幼稚さと子供らしさは別物です。 少々のハメをはずすことは許しましょう。
子供にはのびのびとした性格形成が必要です。 両親の友人にほめられる子供より、子供の仲間でたのもしく思われるヤンチャを喜びましょう。
‘コンニチワ’ ‘アリガトウ’ を云わなくて、他人の前でがみがみ小言を云う必要は無いでしょう。 時に忘れる事もあるでしょう。 云いたくない時もあるでしょう。
本当に躾として指導したいと考える必要を感じる時には、現場を離れ自宅に帰って子供が納得できるようにゆっくりと話し合う手数を踏んで下さい。
現場では軽くうながすまでにしておきましょう。
押しつけでは効果が得られません。
此処までは ‘挨拶’ を取り上げましたが、‘行儀のよい子’ に置き換えても通じるでしょう。
年齢相応の童心を無視した‘行儀のよい子’ を演技させる必要は無いでしょう。
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