育児の広場   I-001  育児へのエール   育児Top へ戻る

今回は育児を始める両親へのエ−ルとして。

  育児は肩の力を抜くことが第一です。 家庭に赤ちゃんが増えても仕事・面倒が増えたとは考えないことにしましょう。

 母親から見れば‘世話のやけるダンナ’にベビーが増えましたから手数は倍増でしょう。 父親から見れば奥さんの手助けに育児の手助けが増えましたから「面倒が増した」当然の事です。

 赤ちゃんは大人と同じ物が食べられません。 一度に食べられる量も少ないのです。だから最初は消化のよいミルクを飲ませます。 一日に三回では栄養が足らなくなるので、一日に7−8回もミルクを飲ませるのです。

 赤ちゃんも時には体調をこわします。 病気にかかることもあります。 しかし赤ちゃんは自分の体調を泣き声でしか伝えられません。

 この様に赤ちゃんは大人と違う点もあります。 この点だけには少し多めの注意をすることはしかたありません。

 食事の面でほぼ大人と同じ様な物が食べられるようになる一才半頃までは、少し多い目の注意は必要になりますが、手をかけすぎる必要はありません。 逆に上手な手抜きをして両親の生活も赤ちゃんと楽しむゆとりを作って下さい。

 乳児の定期健康診断・保健所の検診で指導されることをわずらわしいお節介と受け取る人もあるようです。

 画一的で・無意味な事と批判される意見もあります。 じっくり聞きますと有用な事項も含まれています。

 実行することを強制されていないと考えて、聞く耳は持ってください。

 母親が自身の経験談をとくとくと話されて、わずらわしいと考える人もおります。 経験が全ての子供に有用とは限りません。  尋ねられるまでは待つことも必要です。

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