子供の病気      P-064   蕁麻疹 アレルギー反応   子供の病気Topへ
 
 蕁麻疹は良くある病気です。 単純な皮膚に限った病気ではありません。
 
 カユミに対しての対策は望んでも、治療の緊急性はあまり考えないでしょう。 しかし、蕁麻疹は皮膚上に反応を起こすと共に、呼吸器粘膜・消化管粘膜にも反応を起こしている場合があります。
 
 皮膚に限った状況か、他の臓器も関係した状況かを最初に見分けてください。
 
 他の臓器も関係している場合には緊急の受診が必要です。 この様な事態について説明します。
 
 アレルギー反応が呼吸器で起こっている時は、 呼吸困難 ・ 飲み込み困難 として現れます。 消化器で起こっている時は、腹痛として確認出来ます。
 
 皮膚に蕁麻疹様の発疹が見られ、上の様な症状が有るときは、緊急の受診が必要です。
 
 薬剤・予防接種で起こるショック状態が該当します。
 
 ハチに刺されてのショックもよく報道されます。 同様の状況です。
 
 蕁麻疹は短時日で消退する病気と考えられていますが、数ヶ月にわたって継続する場合もあります。
 
 一人で何回も罹ることもあります。
 
 蕁麻疹はあなどれない病気です。
 
 薬剤で治療をした場合は、治療の中止は医師の指示を待って欲しいと考えます。 素人判断による治療の中断は控えてください。

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