子供の病気     P-051   手足口病   子供の病気Topへ
 
 春から夏にかけて子供に多い病気です。
 
 病名通りに手・足・口の中に赤い発疹の現れる病気です。
 
 ウィルス感染により発症します。
 
 手足の発疹は ‘かゆみ’を起こします。
 
 口腔の発疹は ‘痛み’ を感じさせることもあります。痛みの為に食欲を低下させる時があります。
 
 幼児の場合、食欲の低下から水分の摂取量も減ることがあります。
 
 ウィルス感染ですから発熱を伴うこともあります。
 
 病気本来の発熱は高くありませんが、脱水があると熱が高くなることもあります。
 
 病気本来の症状としては重くなることはありません。
 
 一週間程度の観察で健康は取り戻せます。
 
 発疹は放置で充分ですが、かゆみに対しては軟膏塗布で軽減しても良いでしょう。他に治療薬は必要有りません。
 
 重症になる病気ではありませんから、特別な隔離は必要ありません。 乳幼児との接触は控えてください。
 
 発疹の現れる箇所を病名にしていますから、保護者でも大半は決められるでしょう。しかし、類似する症状を見せる他の病気も有りますから小児科への受診はしてください。
 
 診察を受けて登園・登校は可能です。

 ← ワイドモニターを使用の時  子供の病気Topへ   HPトップへ  育児コーナーへ    家庭医学へ    運動発達へ