このHPの、育児 アドバイスでの基本方針   不安を持つ保護者へ  02   

 このHP の基本方針・育児アドバイスの基本方針を最初に書いておきます。

 『乳児の運動発達では標準とされるコースに沿った進行を最善とし、乳児の健全な運動発達をを最大限に重視した方針を貫き、保護者の利便については保護者の判断 (勝手) に任せる』 が基本方針です。



 最近は、 「●●はダメです」 との止めるアドバイスは少ないようです。  若い保護者に好かれたいとの気持ちが先行しています。

 此処では “止めるアドバイス” を多くします。 “厳禁” を希望してのアドバイスにします。

 “ 保護者の判断 (勝手) に任せる ” は自己責任で、アドバイスの無視は勝手と考えています。

 「 私の勝手でしょう 」 を選ばれて、後に「 困りました 」 の相談が寄せられます。

 「 困りました 」 の相談を防ぐアドバイスを書いておきます。

 「●●はダメです」・「○○を守ってください」 は保護者の手間・労力を増やすことではありません。 良い意味の手抜きを勧める育児でもあります。

 一例として 『四ヶ月までは立て抱きは厳禁です』 とのアドバイスがあります。 このアドバイスは 『見守りながら、乳児は寝かせておいてください』 と同義です。 抱きグセもつかず、保護者は抱っこの労力負担から解放しています。

 アドバイスに際しては過去の育児法についての精査が必要になります。 振り返ってもらうことも多くあります。

 振り返った過去の育児法で、このHPで説明する育児法との違いも多く見つかります。 違った育児法を指摘すると、保護者の責任を追及していると誤解される場合も多々ありました。 健全な発達を促すためには避けられない手順と理解してください。

 小児科医の中には、“保護者に嫌われたくない” ・ “アドバイスが嫌われる” として、積極的な改善をアドバイスしない傾向があります。

 この相談室での対象乳児は 「異常でない。 病気でない。」 が診断された対象です。

 病気ではありませんから、歩行は保証されています。

 このHPは、発達経路を無視した “結果オーライ” で満足せず、標準のコースを経過させたいとする保護者の熱意に応えたいとして運営しています。

 安心を語り、保護者の努力を求めない指導はしません。 保護者の大きな努力を期待したアドバイスを綴ります。

 このコーナーの目次    次は A に進んでください。  

  @  アドバイスの基本方針  A モチベーションを高める  B 発達の経過を再点検する  C 標準のルートに戻す  D 育児方の改善

 

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