【 乳幼児の運動発達 5】   器用な子供を育てる ための配慮 ( in 子供の健康 )  06

  E エンピツ・箸を正しく持たせましょう   (66)

     【 乳幼児の運動発達  4】 では、発達経路を順調に進める育児法をアドバイスしま した。

    このコーナーでは、標準の発達に加えて、器用な子供を育てるための情報と具体策を説明します。  [ 手の機能発達 ] を実践するアドバイスです。

O エンピツ・箸を正しく持たせましょう   (66)         

「エンピツは正しく持ちましょう」・「箸も上手に持ちましょう」・「エンビツと箸の正しい持ち方を教えましょう」 と発言すると、「持ち方は自由でしょう」・「持ち方に決まりは無いでしょう」・「私の勝手でしょう」   と跳ね返ってきそうな世情です。

ペンの持ち方

次の説明を読んだ後に、「私の勝手でしょう」 を言ってください。

“正しく持つ”  の中にはエンピツ・箸を  “手の機能”  と一体させて、最小のエネルギーで効果的に使用する目的が含まれます。 “最小のエネルギーで効果的” これが器用の原則です。

エンピツを正しく持つことによって、手首の疲れを少なくし、なめらかに先端を動かせます。 小児期ではエンピツを持つ時間も少ないでしょうが、成人となりペンの離せない職業に就いた時の準備です。

小学生以降で、エンピツの持ち方を直すのは至難です。

箸の場合なら、箸で小豆を摘む事を可能にします。

この様に機能を重視して  「エンピツと箸は正しく持ちましょう」  を強く主張します。

“正しい持ち方” は他人から見ても  “美的” に見えます。

子供の習字教室・絵画教室でも最初に筆の “正しい持ち方”  を指導しています。

機能と美的要素を理解して、「エンピツと箸は正しく持ちましょう」 を実行してください。

上の説明を納得されるなら、保護者としては「勝手でしょう」 と発言出来ないはずです。

 

上の写真2コマにはエンピツと箸の正しい持ち方が写っています。

正しく箸を持つと豆がつまめます。 この要領がエンピツを持つときにも働きます。

次の2コマで正しいエンピツの持ち方です。 手の中に小さなボールが持てます。 エンピツを支える親指・人差し指・中指は緩いカーブ状です。

  正しい持ち方の写真をクリックすると、拡大写真が表示されます。 指の形を確認出来ます。

下の四枚の写真に写っている持ち方はオカシイでしょう。 指の位置が違ったり、指の緊張が強すぎます。 手の中にボールを入れる余裕がありません。

 教育専門家は 「鉛筆の持ち方がおかしいと姿勢や視力も悪くなる。 根気が続かず学習能率の低下につながる恐れもある。」 と正しい持ち方の重要性を指摘されていました。   ( 朝日新聞 2012/05/16 朝刊 記事より引用)   

 鉛筆の正しい持ち方は小学校の教育に含まれているようです。  準備のない小学校一年生に教えるのは難題で、色々な教育法が学校によって採用されているようです。

 この HP では、正しく持つためには乳児期からの配慮ある育児が必要と考えています。 【器用な子供を育てるアイデア】 に取り上げた事項が該当します。 

 このコーナーで取り上げた事項を配慮して育児をすると、小さな指導で正しい持ち方が身につきます。

このコーナーの目次      

 @ “にぎる” を誘発する遊び  A  “ツマム” を誘発するオモチャ  B “ねじる” を誘発するオモチャ  

 C ゲーム機の功罪  D ボールを持たせましょう   E エンピツ・箸を正しく持たせましょう   

  このコーナーの説明を読みましたか。 飛ばしたページがあれば、ここで読み終えてください。

  全てを読まれた方は、次の解説コーナー H 不器用の原因 へ進んでください。

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