一歳・誕生日までの運動発達を説明します。
乳児の運動発達を月齢の増すに合わせて説明します。
知的な欲求も運動発達を進めるのに影響しています。 視覚の成熟にも触れながら説明しています。
このコーナーの説明では療法士の協力を依頼しました。 原稿を受け取り、皆さんに読みやすいように改編しました。
哺乳動物としてヒトの進化を振り返ると、四足歩行から二足歩行に変化するに要した時間は数十万年と考えられます。 この数十万年の変化を一年でやり遂げるのが運動発達の姿勢変化です。
ヒトの運動発達の原則については 「運動機能の成熟は・頭側から尾側へ・中心から末梢へ・尺側からトウ側に向かう」 とされています。
(注 起立して手のひらを前面に向けます。 この時に上肢の親指側をトウ側、小指側を尺側と表現します。)この原則は進化で経験した発達の変化を象徴した物でもあります。 無視できない原則です。
この原則はヒトの二足歩行のデメリット (← クリックで説明を表示) を少なくする効果も併せ持ったヒトに好都合な原則です。
今回は、この原則と乳幼児の姿勢発達、運動発達、さらには手先の器用さの獲得と関連づけて説明します。 肘支持や四つ這いが手先の器用さの獲得にどのような役割を担っているのか、どのように繋がりあっているのか、を考えてみました。
乳児の月齢に合わせた姿勢・運動の解説です。
目次 一歳までの運動発達 @ から番号順に閲覧してください。
@ 6週までの発達 A 2ヶ月頃までの発達 B 3ヶ月頃までの発達 C 4ヶ月頃までの発達
D 6ヶ月頃までの発達 E 7 〜 9ヶ月頃までの発達 F 一歳頃までの発達 G まとめ
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