論説・解説・主張  【評論】  仕事と育児・介譲を両立  2002/05/01
 

 (朝日新聞02/04/22朝刊) で 『育児や介護と仕事を両立させたい社員のために、年間の労働時間が半分になるよう勤務時間は午前10時から午後3時とし、さらに月4日程度の休日を加えて給与を半分にする短時間勤務の制度を導入した。』  と報道されていました。

 育児休暇の延長をする企業もありますが、幼児・子供の心理的影響を考えますと、今回の制度はより望ましいと思えます。

 幼児期では保育所での保育時間が短縮され、母親と接する時間が延長されます。

 幼稚園・小学生でも留守宅への帰宅が減少・解消出来るでしょう。

 幼稚園児・小学校低学年生の場合に留守宅への帰宅に比して、母親が迎える家への帰宅は心理的に安心感を与えるはずです。

 児童の健全な発育に大きな寄与を残すはずです。

 女性の社会参加・就労が多くなる中で、育児休暇の延長を法的に保証する流れはあります。

 大人の側から見た “女性の社会参加・就労” を子供の側から見直すことも必要でしょう。

 出産から始まる育児休暇の延長より、今回の‘ハーフ勤務’が子供には朗報と考えます。

 こどもの日に当たり、一度は考えてください。家庭で話し合ってください。

   管理データー  13