論説・解説・主張  マスコミも報道姿勢を転換   2009/10/01

 マスコミ報道はインフル・ワクチンの接種を促す報道を例年に続けてきました。

 このHPでは、インフルエンザ・ワクチンの効果が低いと解説しています。

 09/09/28 朝日新聞は、「今までの報道は厚労省の方針に追随していた。 今後は多様な医学情報や少数意見を紙面に反映させる」 との方針転換を表明していました。

 「報道によって、新型インフルエンザは怖い、という雰囲気が先行し、ワクチンなどの安全性の検証が不十分なまま使われて・・・」 → 追記 を読でください。

 と解説されていました。    注 当HPの判断で抜粋しています。 全文は紙面で確認してください。

 この解説の後ろには、次の事項が読みとれます。

 『厚労省が発表するワクチンの有効性や安全性には疑義がある』 と読めます。

 『新型インフル・ワクチンにも安全性の検証が望ましい』 と聞こえます。

 追記  この記述には重要な指摘が含まれています。 恐怖をあおり立てて “安全性の確認出来ていないワクチン” を接種した事実を報道しています。 この記事が書かれた数ヶ月前には 『新型インフルで三割の誤診があった』 (05) との報道もされていました。

 2014/01/22 追記  この解説を書いて四年半を経過した 2014年一月にも新型インフルの対処訓練が大きく報道されていました。 2009年にはマニュアルにある感染患者の隔離法にも疑義が指摘されていました。 今回も “恐怖をあおる” が感じられます。   

 例年なら9月下旬・10月上旬になると、マスコミにインフル・ワクチンの接種を勧めるニュースが報じられます。 著明小児科医の勧めるコメントもよく聞こえてきます。

 しかし2012 秋からは接種を勧めるマスコミ解説は皆無となりました。 厚労省HP・感染症情報センターHP でもワクチンの効果は限定的に認めるのみです。 1~6才児の効果は 20~30% と公表しています。

 この変化と、上に紹介したマスコミの反省は関連していると思えます。 

 以前から公表されていた真実が、マスコミでは “ワクチンは有効” と曲解されて報道してきたのです。 原子力に関する報道姿勢と同様です。 真実は皆さんの判断力に任されています。

  参照  【ワクチン解説】→インフルワクチン  【薬のニュース 】

 

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