論説・解説・主張  【編集者の印象】 2011流行期から インフル解説が変わりました  2012/02/05

 2011インフル流行期のインフル解説が以前の内容と代わっているのに気づかれませんか。  確かに、今年のインフル解説では論調に変化が見られます。

 マスコミでの解説では 「感染予防にはワクチン接種が有効」・「治療には抗インフル薬が有効」 との解説が大勢でした。

 今年の解説を見渡すと 「ワクチンではインフル発症を防げない」・「抗インフル薬は解熱効果はあるが、ウィルスは体内に残る」 と内容が違っています。

 研究者同士が討論する時には、後者の認識 (今年の解説) が共通です。 

 この研究者がマスコミに専門家として登場する時には 「ワクチン接種が有効」・「抗インフル薬が有効」 とのニュアンスが強調されていました。

 皆さんも 「ワクチン接種が有効」・「抗インフル薬が有効」 を信じられたはずです。  信じさせるキャンペーンが毎年繰り返されて来ました。

 このHPでは以前から 『インフル・ワクチンの有効性に疑問あり』 ・ 『抗インフル薬の治療効果に疑問あり』 を解説してきました。

 専門家の “ワクチン奨励” ・ “抗インフル薬は効果あり” は他のコーナーの解説にも書きましたが、『製薬会社に有利な結果に偏る学術論文』 との指摘が当たると考えます。

 原発事故の後、原子力行政に “原子力村の専門家” が行政に都合の良い意見・関連企業に有利な意見を述べたと指摘されました。 ワクチンに関しても同様の土壌があったようです。  “ワクチン村の専門家” は活躍 を続けるのでしょうか。

 インフルエンザ治療薬 (タミフル) の効果を疑問視する報告書も発表されました。 【薬のニュース】 を参照してください。

  

追加

 HP子供の健康では以前から次の解説を掲載していました。     2012/10/15  補筆

 厚労省の見解が訂正された後、毎年の新聞・TV報道を確認していますが、新聞では 「予防効果がある」 との記事は無くなりました。 しかし TV放送では医療関係者・一般出演者が 「予防効果がある」・「予防効果があると聞いている」 との発言が続いています。 放送局からの訂正は見受けません。 TV放送での医療関連の説明は疑わしいと感じます。    2014/01  補筆

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