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 アメリカで発行されている医学雑誌に『スウェーデンの長期にわたる統計調査を精査して、幼少期の大気汚染曝露の影響を調べた結果,生後1年間の自動車による大気汚染への曝露と8歳時の肺機能低下との間に関連が認められた』と報告されていました。 この論文では『4歳時の呼吸機能の低下も判明している』とも書かれています。

 医学論文の詳細は省きますが、『14歳の間と48歳の間における大気汚染曝露と8歳時の肺機能の低下には明らかな関連は認められなかった』とも書かれていました。

 この報告では 18歳の子供より一歳未満の幼児が大気汚染の影響を強く受けると判ります。   悪影響は四歳頃から症状として表れています。

 未熟な呼吸器系統が大気汚染に含まれる原因物質の影響を強く受けているのです。 

 最近、大気汚染の話題で注目されている“PM2.5”と呼ばれる物質は今回の報告で対象となった物質より呼吸器への影響は強いと想像されます。

 全年代への影響は当然ありますが、一歳未満の乳児への影響が強いと警告する報告です。

 研究者・全国自治体らの説明と注意を知ってください。

 環境省が暫定案として公表している注意喚起の指針では影響を受けやすい人として “小児・高齢者・呼吸器と循環器に病気を持つ人” と書かれていますが、乳児については一層の注意が必要です。

 「外出を控えるように」 との注意喚起もされていますが、乳児を持たれる保護者は充分な配慮をしてください。

    この解説記事は医学関係者向けの情報誌 (Medical Tribune) に紹介された記事を参考にしています。