タミフルの薬剤添付書 (薬剤添付書とはマニュアルに相当します。 厚労省の認可を受けて記載された学術解説です。 確実な情報として認められています。)
薬剤添付書には薬剤の効果・使用法・使用量等と共に、副作用も記載されています。
タミフルの副作用の項には多種が書かれていますが、説明に必要な事項のみを取り上げています。
2) 肺炎 (頻度不明):肺炎の発症が報告されているので、異常が認められた場合にはX線等の検査により原因
(薬剤性、感染性等) を鑑別し、適切な処置を行うこと。
3) 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸 (頻度不明):劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST
(GOT)、ALT
(GPT)、γ-GTP、Al-Pの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
7) 精神・神経症状 (頻度不明):精神・神経症状 (意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)
があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、症状に応じて適切な処置を行うこと
注 当HP で、必要箇所を赤字に変更しています。
注目して欲しい事項
① 厚労省・医療関係者は、副作用を 「同様の症状・病気は該当する薬剤を服用しなくても起こる」 と説明していますが、添付書で副作用として “異常行動” を明確にしてあります。 添付書-7)
② 厚労省・医療関係者は、「同様の症状・病気は該当する薬剤を服用しなくても起こる」 と説明して、薬剤との関連を薄く見せる説明を加えていますが。 添付書に “重篤な肝炎” が起こると記載されています。 皆さんも、軽微な肝炎から重篤な肝炎に進行することはご存じでしょう。 添付書-3)
③ インフルエンザから肺炎に治療の効果もなく進行する事態は知られているでしょう。 しかし、タミフルの副作用としても発症する事が添付書には明記されています。
タミフルには 「肺炎発症等の重症化を防ぐ効果がある」 と説明されていますが、タミフルが重症化に働いている可能性を示唆しているのです。 添付書-2)
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