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平成11年度第1回勉強会のご報告
8月21日(土)、22日(日)に、本年度の第1回勉強会を、親睦を兼ねて、三重県の鈴鹿国定公園・湯ノ山温泉で行いましたので、ご報告いたします。 21日は12時に湯ノ山温泉の三重県福祉休養ホーム「ゆずりは荘」という施設(ホテル)に集合し、お昼のお弁当を食べてから、「ふれあいホール」で勉強会を開催しました。幹事及び司会は滝本さんが担当しました。 まず、谷口会長が「東海」を代表して歓迎の挨拶をし、6月の地域委員会出席の報告をしました。 次に来賓の三重県難聴・中途失聴者協会の田代副会長のご挨拶をいただきました。三重難聴からは、会場予約・要約筆記・磁気ループなどに多大のご協力を頂き大変助かりました。 勉強会は、まず自己紹介を参加者全員が一人ずつ前に出て、氏名、手術年月(経過年月)、悩みと工夫、を3分程度にまとめて発表しました。これは、ただ単に聞くだけではなく、一人一人が参加して共に考えようということです。参加者の皆さんは、共感したり、工夫に感心したり、熱心に聞いていました。前もって原稿を書いて作っておいたので、発表はスムースに進行しました。(多少時間オーバーでしたが) なお、情報保証は地元三重県の要約筆記者4人が、OHC(紙)と、OHP(フィルム)の両方に適宜写し、なおかつPC要約筆記が2人で入力を行って2台のテレビに字幕をリアルタイムで出しましたので、 情報は十二分に皆さんに伝わったと思います。(PC要約筆記は最新のLAN方式で3台のノートパソコンを駆使して表示するもので、若い要約筆記の女性の方たちが、後で熱心に質問しているのが印象的でした。)「東海」では、PC要約筆記を積極的に活用することを方針にしており、会合の時はできるだけPCをお願いしています。 さて、次にコクレア社のご協力を頂いて、「最近の人工内耳の新しい情報」というテーマで、人工内耳使用の注意点を滝本さんが報告しました。 そのあと、「伝言ゲーム」や「北海道周遊ゲーム」を行い、和気あいあいのうちに5時頃に勉強会は終了しました。 参加者は男11人、女10人の計21人でそのうち11人がホテルに宿泊して交流会を行い、翌日の御在所岳観光に参加しました。 今回は子どもの親さんからも参加の問い合わせがあったのですが、肝心の親の会の担当役員の方が都合が悪くて参加できず、また、東海の運営委員もノウハウがなく力不足で、残念ながら親の会の分科会は実現できませんでした。来年度は是非とも装用児と一緒に行えるような体制を作って行きたいと思っています。 夜の交流会では、食事をしながら「ビンゴゲーム」を行い、また、一人一人が相手を捕まえては話に熱中して、大変盛り上がりました。 今回、奈良の那須誠治さんが遠くから参加して下さり、いろいろと話の中心となって頂きました。那須さんは、「東海支部の運営方針の「自分たちで出来ることを協力してやる」ということが、大変気に入った」と言ってくださり、一同うれしかったです。 私個人としても、今回那須さんとじっくり顔を合わせて色々と話ができて、考え方や発想や人生観がよく分かり、共感出来るところが多くて得るものがありました。交流会ではこういう出会いがあるので、それが楽しみです。 食事のあと、皆さんロビーでカラオケに熱中されたそうですが、私は部屋で松田さんと密談(^_^;)(今後の行事の打ち合わせ)をしていたので参加できませんでした。なお、湯ノ山温泉のお湯は、無臭でお肌にしっとりとして大変気持ちがよかったです。 翌日22日は朝から良いお天気でしたが、午前中は前日の雨で丁度よい涼しさでした。とても長いロープウエイに乗って(12分)御在所岳の頂上まで行き、のんびりと付近を散策して写真を撮ったりしました。12時頃には麓に戻り解散して楽しかった勉強会は無事に終わりました。 ということで、楽しかった勉強会のご報告です。皆さんも来年は東海の勉強会へ是非どうぞ。(来年は岐阜県で開催予定です。) |
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