PSPで手軽に字幕キャッチ!! | |
2007.12
こんにちは。☆みやしたあけみ☆ akemizo@beige.ocn.ne.jp です。 聴こえる学校に通う難聴のお子様への情報保障。 行事や授業での情報保障は、学校・保護者・そしてお友達の理解と協力のもと、少しずつ広がっているように感じます。 しかし、体育館での立ったままの朝礼、班ごとのグループディスカッションなどは、ちょっと難しいかな…。 そこで登場、「ソニーPSP」。 小さくて軽い! 189グラム!(PSP2000) 無線LAN内蔵なので手軽に持ち運びでき、手に持ったまま移動可能。 ここに字幕が出せたらなぁ…。 え? 出せるの?!?! …というわけで、今回は、この「PSP字幕:実験・試写・試視」のお話です。o(^_^)o この報告は、11〜12月にかけて、ことばの教室がある小学校(区立)・難聴学級がある中学校(区立)・ろう学校高等部(都立)、そして、東京・埼玉のインプラキッズ&ご兄弟・パパ・ママのご協力を得ながら、作成させていただきました。 みんな、ありがとー! o(^_^)o ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【必要機材・ソフト等】 入力用パソコン=(ソフト)IPtalk http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/ 配信用パソコン=(ソフト)IPtalk Broadcaster http://www2.wbs.ne.jp/~condle/ アクセスポイント(ルーター)=BUFFALO 表示機=PSP2000 http://www.jp.playstation.com/hardware/psp/ ※実際には「表示する」のではなく「配信用PCのデータを読みに行く」ものです。 ※無線LANを使用しますので、事前に、環境(建物・施設・設備等)の確認をして下さい。 【「IPtalk Broadcaster」とは?】 http://www2.wbs.ne.jp/~condle/ IPtalkで入力した文字情報を、ソニーPSP、ニンテンドーDS、PDAなどの無線LANシステムを使い、Webブラウザで見ることができるようにするツールです。 (IPtalkの「スライド」は見ることができません) ・PSP1000、PSP2000には、無線LANが内蔵されています。 ・DSにはDS用ブラウザ、DS-LightにはDS-Light用ブラウザが別途必要です。 IPtalk Broadcaster は、今も改善し続けているソフトです。 長時間、単独の情報保障として使う場合には、事前に確認をすることをおすすめします。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【実験その1:杉並区立杉並第十小学校6年生「PSP字幕」の紹介】 ●↑● 昨年に引き続き、杉並区立杉並第十小学校6年生(2クラス)の「伝えるって?」の授業です。 ここの学校には難聴児童は在籍していませんが「ことばの教室」があるため、その先生が毎年5年生を対象に、実際に補聴器を耳にしてみたり、聞こえないと困ることを話し合ったりする、「聞こえにくいってどういうこと?」という授業をされています。 その授業を受けた5年生が翌年6年生になって、「伝えるって?」の授業を受けています。 ●↑● まずは、今や一番人気の“手話をするクマちゃん(*^_^*)”がごあいさつ。 その後、みんなに好きなくだものを「手書きタブレット」に書いてもらって、スクリーン表示。 そしてそのくだものの形を手で表したり食べるしぐさをしたりしながら手話を覚えて…っと。 動き・手話・書く・パソコンで打つ・相手のほうを見てはっきりお話しする… いろんな伝え方があることをみんなで勉強しました。 ●↑● そして最後に「PSP字幕」をみんなに見てもらいました。 IPtalk Broadcaster 作者の森さんと毎日のように連絡を取りながら、ホントについ先日、お披露目できるところまでにこぎつけたPSP字幕です。 ちゃんとした形で見てもらうのは、今日、杉並第十小学校6年生のみなさんがはじめて。 クマちゃんもドキドキです! PSPを出した瞬間、お子様の第一声。 「PSP、学校に持ってきちゃいけないんだー!」 そーです、そーです、そーなんです。 ゲーム機は学校に持ってきちゃいけません。 でもね、このPSPには、今スクリーンに表示しているのと同じパソコンで打った文字が出ているんです。 今は教室だからスクリーンに映せるけど、狭いところや朝礼では難しいでしょ。 そういうときに、難聴のお友達がPSPを手に持って、朝礼の校長先生のお話を聞いて・文字で読んで、内容を知ってもらえたらいいなと思っています。 今からPSP2台まわすので、順番に見てみてくださいね。 スクリーンよりはチョット遅れるけど、全く同じ文字が出ています。 ●↑● みんなが感想を書いてくれました。 本当は全員が「“伝える”ということ・手話・聞こえないこと・文字で伝える」など、いろんなことを沢山書いてくれたのですが、ここではPSP字幕に関してのみ、いくつかご紹介させていただきます。 ★文字や言葉を伝える手段にパソコンやPSPが使えるなんてビックリした。 他にも身近にあるもので発想を転換すれば、耳が聞こえない人の役に立つものがあるのでは?と思った。 ★PSPなどのゲーム機にこんな使い方があるなんておどろきました。 ★ゲーム機でも耳が聞こえない人には大事な道具なんだと思った。 もし聞こえない人がいたら、私は紙に書いてあげようと思います。 ★耳が不自由な子たちでもスクリーンやPSPを使うことで、普通の子たちと同じように生活が送れているということが分かりました。 また手話やパソコンも活用していると分かり、すごいと思います。 みんなが耳が不自由な子を理解することが大切だなぁと思いました。 ★PSPは持ち歩きやすいし、字も見やすいと思うので、とても良いとおもった。 ★耳の聞こえない人はパソコンやスクリーンを使って生活をしていることを知りました。 なので、パソコンを小型化したPSPでも使えるようにすれば便利だと思いました。 ★文字で伝えることも大事だと思いました。 ★PSPで耳の聞こえない人のためになるのはすごいと思う。 ゲームだけでなく、そういう社会に役立つことに使われているのはすごい! 最新技術! パソコンで打つとPSPに出てくるのもすご〜い! これはびっくりです!! ★私は今まで耳の聞こえない人は、養護学校に行っていると思ってたけど、ふつうの学校に行ける!と分かった。 ★身近にあるもので耳の聞こえない人への役に立つことがすごいなと思いました。 ★耳がきこえない人へパソコンなどでやったりしているけど、もっと手軽にできる機械があればいいと思った。 ★専門的な話もかなり楽しかったです。PSPの話もけっこうおもしろかったです。 ★PSPは小さくて持ち運びに便利だから、耳が聞こえない人にとってもいいと思います。 またパソコンでも文字が見れるなどいろいろな手段があっていいと思いました。 ★普段、耳の聞こえない人のことを考えることは少ないけど、情報伝達手段のことを考えることはもっと少なかった。 いつか耳の聞こえない人に出会ったら、様々な方法で会話しようと思う。 ★耳が聞こえない人へのいろいろな工夫などにも誤解せずに正しい知識を持って接していきたいと思います。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【実験その2:都立葛飾ろう学校高等部「授業でPSP字幕」】 ●↑●11月下旬、都立葛飾ろう学校高等部3年、「家庭情報処理」の授業です。 「授業の情報保障」として、生徒3名(女子2名、男子1名)に見ていただきました。 ろう学校なので、普段から先生は「手話+声」で授業を進めています。(この授業は聴者教員) よって生徒は特別な情報保障なしで十分授業を理解していますが、今回は「PSP字幕実験協力」として、PSP字幕も見ていただきました。 IPtalk Broadcasterは、「背景色・文字色・文字の大きさ」などもIPtalk同様、自由に変えることができます。 今回は「青背景+白文字」と「白背景+黒文字」の2パターンで授業を受けていただきました。 ●↑●1時間目の授業を受けたあと、休み時間をはさんで、2時間目のはじめに、生徒の皆さんと学校のパソコンでチャットをしながら感想を伺いました。 休み時間にパソコンで打っていただいた「感想」と、その後の「チャット」での内容をまとめたものをご紹介させていただきます。 <生徒1> 「感想」 PSPを使用しながら授業を受けるとは意外でビックリしました。 先生の話の内容で一部分からない所があったら、PSPを見たらすぐに分かるし、便利だと思いました。 文字サイズは見やすく、ちょうどいいです。 誰が発言してるのか分かりやすい。 背景は白で字は黒色のほうがいい。 「リクエスト」 過去を見たいとき戻るように工夫をしてほしい。 大事な所は赤字つけたほうが分かりやすい。 画像ついたほうが更に分かりやすいかも。 <生徒2> 「感想」 今回のPSP字幕を経験させていただきありがとうございました。 私は中学校まで健聴の学校に通っていましたが、朝の朝会などで校長先生や先生達がマイクで何かをしゃべっていた事がまったく分からなくて、いつもボーーっとしていました。 でも、このPSPがあると健聴の学校に通っている人たちにとっては便利だと思います。 (健聴の学校だけではなく、結婚披露宴なども) ちなみに、字幕の背景は青ではなく白の方が見やすいです。 (結婚披露宴などの暗い時でも明るくて見やすいと思います。) <生徒3> いいですね。 <宮下より質問> PSPは画面小さいので、「PSP字幕を見ていると授業全体を見なくなる」というような心配はあると思いますか? 生徒1/はい…。 生徒2/ありますね。 先 生/はい…。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【実験その3:台東区立柏葉中学校「朝礼でPSP字幕」】 ●↑●まず何人ものインプラキッズ&ご家族に見ていただき、ソフト改善を重ね、11月より杉並第十小学校6年生のみなさん、都立葛飾ろう学校高等部の皆さんにPSP字幕を見ていただいた後、12月初旬、難聴学級がある台東区立柏葉中学校で、はじめての「朝礼」でのPSP字幕です。 難聴の生徒さんには、いつもの自分のクラスの位置で見ていただきました。 ・台東区立柏葉中学校「朝礼」 ・協力してくれた難聴の生徒=女子2名 ・生徒の位置 (1)下手側の列・中ほど (2)生徒全体の真ん中あたり ●↑●終了後、生徒さんが感想を書いてくださいました。 柏葉中学校では、以前から「朝礼」では舞台上に手話通訳、数年前より無線LANを利用した「パソコン要約筆記」をしています。 ・ 生徒はノートPCを手に持つ ・ 文字入力は難聴学級の先生が担当 写真の右側は、柏葉中が「上:数年前まで使っていたノートPC」、「中:昨年度購入したノートPC」で、「下:今回持参したPSP2000」です。(大きさ比較) 普段は「中:昨年購入したノートPC」を難聴生徒は手に持って朝礼に出ています。 <PSP字幕の感想/生徒1> 持ってる感触があまりなくてちょうど良かった。 字は小さくはないので見やすかったです。 いつものパソコンとは全然違っていました。いつもはパソコンが熱くなってしまうのですが、PSPは何ともなくて良かったです。 英語の時のリスニングとか、授業の時に使えたらいいと思う。 私の立場から見て、見やすくてびっくりしました。とてもありがたいです。 <PSP字幕の感想/生徒2> 重さ、手軽さ、ちょうどいいです。 PCだと重すぎて手が痛くなってしまいます。 見やすさ、画面が大きく、字もちょうど良かったです。 いつものPCとくらべても見やすいし軽いし…。とても良かったです。 いろいろな場で使いたいです。 相手の声をPSPが聞いて、それが自動的に文字になってくれたら、と思いました。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【先生方からも感想をいただきました】 <小学校「ことばの教室」の先生より> 6年生の子どもたちに、パソコン字幕についての話をしていただくようになって、2年目です。 難聴のお子さんがいない学校の子どもたちに、どのくらい理解してもらえるかな?と、最初は不安でした。 しかし、5年生のときに「聞こえにくいってどういうこと?」という学習をしておくので、6年生で「伝えるってどういうこと?」と、繋げていただくことができ、きこえにくい子供たちについて、予想以上によく理解してもらうことができます。 PSP字幕は出来立てホヤホヤで、「去年の6年生の時には、これはなかったんだよー」と話すと、みな、ちょっと嬉しそうでした。 機械の好きな子は、「どうやってPSPに文字を送るんですか?」と興味津々。 こういったものを必要としている人がたくさんいるということを、一人でも多くの子どもたちに理解してもらえると、本当に嬉しいです。 スクリーンやモニターなどの設備がなくても、手元で話が分かる! なんて便利なんでしょう。 来年はどんなことになっているのか?? 常に新しい発想で、便利なもの、役に立つものを作り出してる、宮下さんはじめ関係者の皆さんに脱帽です。 これからも頑張ってください。私も応援しております!! <中学校「難聴学級」の先生より> 難聴の生徒がインテグレーションする上で、最大の障害になるのが孤立です。 だから、行事や朝礼などのなかでの情報の疎外が一番問題になると思います。 パソコンでの情報保障はその意味で画期的なことでしたが、PSPでの文字の提示はコンパクトさにおいて、ノートパソコンとは比べものになりません。 これで、さらにインテグレーションの中での難聴学級の生徒のQOLが向上することは間違いありません。 いいものを見せて頂いたというのが、今日の最大の感想です。 ありがとうございました。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 【こんな使い方、どう? 「披露宴にお呼ばれしたとき・団体旅行」】 自分の結婚披露宴では、「会場全体へのスクリーン表示」や「高砂(新郎新婦席)へのノートPC表示」など、ウェデイングプランナーさんと打合せをしながら、いろいろな情報保障のスタイルを作ることができます。 でも、自分が“お呼ばれ”したとき。 もちろん披露宴に呼んでくださるお友達なら情報保障が必要なことはわかってはくれているのですが、テーブルの上に食事が沢山並ぶ披露宴では、ノートPCでも大きく感じるもの。 そんなとき、小さなPSP字幕。 PSPをスタンドに置いて、まわりにちょっとお花をあしらったら、とてもすてきな情報保障になります。 もちろん、PSPを手に持っての移動が可能なので、立食パーティーでもOK。 チャペルでの挙式でスクリーンを置く位置がない場合も、手に持って参列できます。 或いは団体旅行の、電車・バス内。 移動しながら乗り物の中でも無線LANは安定して通信できるのか、まだやってないのでわかりませんが、ちょっと楽しいかもしれませんね。(入力者は乗り物酔いに気をつけてね) 【ソニーPSP、ニンテンドーDS、PDAで字幕】 以前よりモバイル機に字幕を出せたら…と思っていました。 5年ぐらい前、ジョルナダ728を持っていた頃、たまたま出会ったパソコン講習会の先生が「ジョルナダでも見れるようなソフトを作ってあげようか?」と研究を続けてくれていたのですが、その先生が仕事のため海外へ赴任…。 そこでこの話は中断していました。 その後、IPtalkホームページの「リンク」から、「IPtalk Broadcaster」というソフトがあることを知り、早速マニュアルに沿って、自分が持っているPSP2000で試してみました。 すると… うんうん、ホントだ、出る出る! 文字が出てくる!! PSPなら軽くて小さいので、聞こえる小中学校に通う生徒の「朝礼」でも、ちょっとした「グループごとの相談」の時でも、気軽に手に持って字幕での情報を得ることができる! ずっと、そういうことができたらいいなぁ…と願っていたんだもん。 でも、その時PSPから見る字幕はうまくスクロールしないことがあったので、ホームページを通してソフト「IPtalk Broadcaster」制作者の森さんに、「はじめまして」と書きつつ、いきなり「質問メール」を出してみました。 すると突然の質問メールであったにもかかわらず作者の森さんはとても丁寧に解答してくれました。 そこで驚いたことは、その時森さん自身はPSPを持っていなかったとのこと。 DSやPDAでは自分自身でも持っていて試していたそうですが、PSPに関してはメーリングリスト等で感想を聞いていただけだというのです。 それでも私が難聴のお子様やご家族、生徒さんたちとの実験で生じた不具合の様子を報告すると、その都度改善してくれました。 森さん自身はPSPを持っていないのに、様子を伝えたり、リエクエストをしたりすると、それだけで数日後には、「○○を改善してみました」とバージョンアップしたものを送ってきてくださるのです。 持っていないのに作れちゃう!!! スゴイ!!!!!!!!!! その後、森さんもPSPを購入。学校での「朝礼」での使い方などにも興味と理解を示してくださり、よりバージョンアップに力を入れてくださるようになりました。 はじめて「質問メール」をしてから14日間、たった2週間で実際に、“使えるツール”として改善され、その後、小学校・中学校・高校等でも「PSP字幕」を見ていただくことができるようになりました。 【今も改善し続ける「IPtalk Broadcaster」】 「IPtalk Broadcaster」は今も改善し続けているソフトです。 理屈で言うと、何台ものPSPやDSに接続できると思うのですが、私はまだ「PSP3台(PSP2000・3台)or(PSP2000・2台+PSP1000・1台)」と、「PSP・2台+DS・1台」という、最大3台まででしか利用したことがありません。 でも複数台のPSPやDSが接続できるのは確かなので、「きこえとことばの教室」や「難聴学校」がある小中学校のように、複数の難聴生徒が在籍する学校の「朝礼」などで利用していただけたらいいなあ…と思っています。 その後のバージョンアップで、PSP本体から利用者が自分で「文字色+背景色」を変更できるようになったり、「PSP本体で前の文字を読み返しする機能」などが追加されました。 (まさにこの「ご報告」を打っている最中にIPtalk Broadcaster作者の森さんから (「読み返しに対応しました」ってメールが届いたのよ!(@o@) PSP字幕の利用者は、その機能を覚えることによって、自分が手に持っているPSP本体から、自分で自分の好きな「表示設定や変更」もできるようになりました。 葛飾ろう学校の生徒さんが「過去を見たいとき戻るように工夫をしてほしい」と言った、アレです。 まずは入力者のほうでPSP画面文字表示の設定をし、配信。 「これでOK」という人は、そのまま受信し続ける。 そして「変えたい」と思う人だけ、自分が手にしているPSPで「文字の大きさ・色・背景色」などをカスタマイズする。 授業で利用している人は、さかのぼって読み返すこともできる。 自分の使い方にあわせて、自分でPSPを操作できるようになりました。 【最後に…】 ★みんな、ありがとー!o(^_^)o ここにご紹介したのは3つの学校での実験の様子ですが、この実験ができるようになるまでに、東京・埼玉のお子様&ご家族(ご兄弟・ご両親)の皆様にご協力をいただきました! おうちにお伺い。リビングで入力し、家の中をPSPを持って受信確認をしてくれたY君。 「家の外に出ても門扉のあたりまでなら受信できてます」と確認してくれたご両親。 お兄ちゃんのPSPも持ってきて、一緒に見てくれたMちゃん。 「PSP本体の色が黒なら、黒背景+白文字が読みやすいわね」と教えてくれたママ。 PSPを持って体育館をグルグル歩いて、移動しながらでも体育館の何処の場所でも字幕が表示できることを確認してくれた、Y君・Hちゃん・ママ。 PSP字幕のシステムをママと一緒に真剣に聞いてくれて、PSP字幕を使って一緒におしゃべりしたり、おうちの中で受信確認をしてくれたAちゃん&ママ。 「入力用と配信用を1台のPCでもできたらいいね」とアイディアをくれたお兄ちゃん。 1階リビングで入力、PSPを持って2階のいろんな部屋に行き、出てくる字幕を大きな声で読み続けて受信確認をしてくれたN君とママ。 普段、人工内耳や補聴器装用者が使用しているFMマイク&受信機。 その受信機を私が借りてイヤホンで聞き、「どのあたりまでFM受信機での音声が届くか」の実験のために、FMマイクをつけてずっとママと一緒におしゃべりをしてくれたSちゃん。 「3台めのPSP2000」として真新しいPSPを貸してくれたT君。 快く実験に協力してくれたYちゃん、M君。 その他にもお会いできないお子様&ママさんたちから沢山のアイディア&応援メールをいただきました。 久しぶりに会うお友達は、声変わりをしてたり、すてきなレディーになってたり。(*^_^*) 学校のアルバムをうれしそうに見せてくれたり。 とっても楽しい時をすごさせていただきました。 みんな大きくなったんだなぁ〜。 そして、正規の授業・朝礼の中で「PSP字幕」にご協力くださいました、杉並第十小学校、葛飾ろう学校、柏葉中学校の生徒&学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。 杉並第十小学校と柏葉中学校ではいろいろな先生方が興味を持って見てくださり、既に小型のノートPCで朝礼の要約筆記をしていた柏葉中学では、早速PSP字幕の準備を進められたようです。(元々、アクセスポイントと無線LAN&PCは学校にありました) そして、突然のお願いにも関わらず、「IPtalk Broadcaster」を改善し続けてくれた作者の森さん、本当にありがとうございました。 ♪あのね… PSP字幕もDS字幕も、ホントに日々、改善されているんです。 FMとPSPを使えば、「ちょい遠隔通訳」もできるね。(^_-)-☆ IPtalk BroadcasterもIPtalkも、みんなからのリクエストを受けて、作者のお兄さん達が日々、改善し続けてくれています。 そのうち、DSの「上画面:映像」「下画面:文字」なーんて日が来たりしてね!!(^_-)-☆ ★☆ ☆みやしたあけみ☆ akemizo@beige.ocn.ne.jp ☆★☆ | |
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