がんばれ!いんぷらきっず |
がんばれ!いんぷらきっず2 〜パパ、ママからのラブレター☆それぞれのストーリー〜 「人工内耳装用児のパパ、ママの体験談集2」 大好評だった前作の「がんばれ!いんぷらきっず」の第2弾が発行されました。 はじめに 人工内耳友の会 −東海− 「親の会」会報編集委員会 「がんばれ!いんぷらきっず」体験談集・第2弾の発刊となりました。 前作の第1弾の発刊は2001年で、今からほんの6年前なのですが、まだ先天性高度難聴児への人工内耳の適用はスタートしたばかりでした。そのため、実際に幼児が人工内耳を装用し、音が聞こえるようになり、話せるようになった事例はほとんどなく、聞こえの症状も異なるため参考になる体験談はなかなか見つかりませんでした。それを自分達で作ろうと立ち上げたのが第1弾でした。 この世の中には「音」というものがあるんだよ、物には名前があるんだよ、音には大きい・小さいがあるんだよ・・。毎日、絵カードで言葉を教え、来る日も来る日も言葉のシャワーを浴びせかけ、たくさん、たくさん話しかけをしました。 まだパパ・ママとも呼んでくれない泣きじゃくる赤ん坊を抱きかかえ、親達も必死の思いで過ごし、やがて人工内耳手術に踏み切ったのを思い出します。 手術にあたって、聞こえるようにする事が本当に幸せなのか、体に害は無いだろうか、生活が制限されるんじゃないだろうか、色々と心配をしました。我が子の難聴と向き合い、人工内耳を検討するにあたって色々考え、様々な思いの中で装用を決意した悩みや願いが記された貴重な体験談でした。 そして2007年。今思えばあっという間の6年でした。これで話せるようになるのだろうかと、不安になりながらも、一歩、一歩と足を進め、心も体も大きく成長してくれました。人工内耳の恩恵で呼んで振り向き、音を認識し、言葉を話し・・・、みんなそれぞれ成長しました。言葉の成長は様々ですが、楽しさ、うれしさ、苦しさ、つらさ、いろんな思いで今日まで歩みました。 また、今回新規に書いてくださった方の体験談は、まだ手術をしたばかりのお子さんの事例もあり、最近の様子として参考になるかと思います。私たちが昔知りたくても知る事ができなかったことが、この体験談に凝縮されています。みんな家庭で悲しみやつらさを体験し、そしてそれを乗り越え、親も子も共に頑張っています。私たちがたどってきた道を、皆さんのご家庭での育児や教育の参考にして貰えれば幸いです。少しでも参考になり、共感し、心が楽になればうれしい限りです。 我が子に対する想いを綴った記録として、子供に捧げるパパ・ママからのラブレター☆それぞれのストーリーです。君達の幸せを祈りつつ・・・。 編集:人工内耳友の会―東海― 発行:人工内耳友の会「ACITA」 申込みは青い郵便振替用紙で下記へ(送料込み1冊500円) 振替手数料はご負担ください。 ・口座番号:00170−4−129910 ・加入者名:ACITA書籍 ・通信欄:「がんばれ!インプラキッズ2」購入 部数(必ず「2」を明記してください。) 書籍問い合わせ 〒338−0001 埼玉県さいたま市中央区上落合9−13−9 古川さち子宛 FAX:048−855−2751 -------------------------------------------------------------------------------- 内容紹介(目次) ・秀翔の宝物 ・はじめのいっぽ! ・もう一度、音のある世界へ ・「保育園、楽しかったよ」の笑顔 ・1%の可能性 ・人工内耳をして ・保育園で得たもの ・人工内耳装用児の母としての思い ・人工内耳 ・今日もとっても楽しかったね ・娘の将来を夢見て ・目指すは未来の「サイレントK」 ・共に成長した7年間 ・学校生活におけるサポートについて ・おしゃべりな俊 ・由紀乃の人工内耳フル活用大作戦U ・人工内耳でできること、できないこと ・『おいで音の世界へ』を読んで ・人工内耳と息子の歩み ・声のぬくもり ・あれから5年が経ちました ・我が家の息子たち ・先天性高度難聴児の人工内耳装用について ・ひかるの人工内耳 ・日聾と和光に支えられて ・未来への旅の途中 ・人工内耳と共に ・彩乃に人工内耳埋込手術をして8年 ・インプラキッズ7年生 ・小学校の6年間 ・術後9年になる息子とのこと ・祥子の道のり ・想いを込めて ・14歳になりました ・新たな旅立ちの春 ・見えることしか見えなくて ・人工内耳と共に12年目の春 ・友達と周りの人に感謝 ・今の自分を生きる ・五歳違いの相棒 ・人工内耳をつけてから早5年 ・息子よ、未来へはばたけ! |
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