`悶絶大災害パニック天変地異＆キチガイ物`

**何と言うか大災害パニック物というか地球滅亡物というかこのジャンルに正式な名はないが私はこの手の本が**
大変好きだ。でもジャンル名がないくらいだからあまりない。こういうのを好きだという人を見た事がない。
それにキチガイ物も、、、。
メルトダウン、北半球水没　上下	マックスマーロウ	なんといっても北半球が水没してしまうのである。そりゃあたいへんだ。みんなエラ呼吸をしなくては。この場合大火山が噴火してチリが空をおおってしまうのである。
フェイス　上下	同	超巨大台風がおそって地球が破滅してしまうのである。これは面白い。
レッドデス　上下	同	超強力伝染病がおそって地球が破滅してしまうのである。
大洪水	同	超巨大洪水がおそって地球が破滅してしまうのである（笑）。マックスマーロウはこのパターンばかりである。でもみんな面白い。１カケラの脳みそもつかわず、たのしい本を読みたい時おすすめ。　いや決してバカにしてるのではない。この中にこそエンターテイメントの本質がある。これがプロの仕事だ。
大暴風　上下	ジョンバーンズ	超巨大台風がおそって地球が破滅してしまうのである。あれどっかで聞いたな。でもこのジャンル、オリジナリティーなんてどうでもいいのである。　ただこの人はサイバーパンクのひとで、サイバーパンクのひとってギブソンにしても、あつかうネタは新しいけど小説がヘタで、難解というより説明不足でわかりずらい。漫画でいうなら同人誌作家みたいものでプロとして尊敬できない。
南極大氷原北上す	リチャードモラン	超巨大氷河が流れてきて地球が破滅してしまうのである。いったい地球は何回破滅すればいいのだろう。
ダラスが消えた日	同	大干ばつがおそってきてダラスが破滅してしまうのである。大袈裟なパニック小説ばかり読んでるとダラスぐらい破滅してもいいじゃないかと思ってしまう。
ウイルス汚染機着陸不能	リチャードパリー	ジャンボジェットの乗客全員がウイルスに汚染されてしまう。空母にジャンボジェットを着陸させるというオチはメチャクチャだがとてもいい。
汚染　上下	レススタンディフォード	イエローストーン公園にいた人全員がウイルスに汚染されてしまう。いつかイエローストーン公園にいってみたいものだ。
アウトブレイク	ロビンクック	エボラウイルスがあっちゃこっちゃの人に感染してしまう。映画にもなった。
コンテイジョン	同	たしかインフルエンザがあっちゃこっちゃの人に感染してしまう。
クロモソームシックス	同	肝臓移植で突然変異してしまう、、、んだったかな？
インヴェイジョン	同	宇宙人がでてきたのは憶えてる。
アクセプタブルリスク	同	カビで躁病になってしまう。ロビンクックのように医学知識がいっぱいあってこんなふうにかけたらいいなあ、とよく思う。下準備だけでたいへんだ。ロビンクックはときどき「ぬるく」なってコメディーみたくなるのがおもしろい。
宇宙人の死体写真集	中村省三	こっからキチガイ物コーナー。見よ！このキャッチーなタイトル。タイトル見ただけで即買う。この人はキチガイではない。あくまでも仕事として宇宙人なら売れるだろうと本を書いている。こういうプロのインチキライターの本なら楽しく読める。問題はたまにいるほんとうに宇宙人を信じてるキチガイの本。これは読んでてイライラさせられてこまる。　この手のキチガイは結局、宇宙人および作者を代表とする宇宙人を信じる人々こそ、かしこい進化した人々であり、信じない他の者はバカであると言いたいのだ。おそらくこの手の人々はキチガイだけに子供の頃からまわりの人間にバカにされ続けて育ち、その根深いコンプレックスを一発逆転する最終兵器が「宇宙人」なのだろう。　たとえ宇宙人がどんなにすぐれていようと、それを信じる者がすぐれるわけでもないのに、他の人間をバカ呼ばわりできる優越感がキチガイには快感なのだろう。　ほかにも「宗教」「無限エネルギー」「エコロジー」「心霊現象」などを最終兵器にコンプレックスの逆転をねらう人は多い。
オーパーツの謎	南山宏	こういうのがなぜか好きで。どうしておもしろいのだろう？この方も尊敬できるプロだ。
奇跡のオーパーツ	同	柳の下のドジョウをねらうあたりがプロっぽくて尊敬できる。
宇宙のオーパーツ	同	１度あたったらあきられるまで何度も焼き直しするのがプロらしくて良い。このへんのニュアンスは商業作家になってみないとわからないので、わかりたいならなりなさい。
アトランティスは南極大陸だった	ランド＆ローズフレマス	アトランティスが南極にあろうと北極にあろうとどうでもいい。もう２年もたつのに読み終わらない。（つまらないので）
水晶ドクロの大預言	並木伸一郎	有名なマヤ遺跡の水晶ドクロだがこの本は写真もきれいでいい。こうゆうのをみてワクワクするのは子供の頃に水曜スペシャルとかの宇宙人特集や未知の生物や文明特集を見たすりこみのせいだな。今の子供達も未知の怪物とかにワクワクするのか？私は今だ中国に９mのサケとか聞くとドキドキする。９mのサケのホームページとか知ってる人はいませんか？ねえかそんなもの。
ミステリーサークルが解けた！！	同	いや解けてないぞ（笑）最近ミステリーサークルの話を聞かない。ということは宇宙人の行動にも流行というものがあるのか？　末期の頃スマイルマークの模様のミステリーサークルがあらわれても、これは宇宙人が地球の文明をしってるぞ、というメッセージなのだとヘリクツを苦し紛れにいったのが笑えた。　きっと宇宙人はベトナム戦争を体験したヒッピー世代にちがいない。
UFO戦慄の事件ファイル１	同	あきてきた。どうでもいい。
驚異の心霊現象を見た！	山河宏	あきてきた。どうでもいい。
妖精の秘密	山梨賢一	あきてきた。どうでもいい。
怪奇人間	武内孝夫、他	あきてきた。どうでもいい。
世界の七不思議	山梨賢一	あきてきた。どうでもいい。
世界の未確認動物	並木伸一郎	この手の本ではこのテーマが一番好き。真面目でも狂っててもいい。
子供たちは森に消えた	ロバートカレン	ノンフィクション。８年間に５０人の人を切り刻んでレイプしたロシア人の話。こうゆうのが世間でイメージする所の神田森莉が読みそうな本なんだろうな、、、。いやいや私は岩館真理子になりたかったのだよ。どこで道を踏み間違えたか？
オリジナルサイコ	ハロルドシェクター	ノンフィクション。殺しまくったアメリカのキチガイ、エドゲインの話。でもまあ、やっぱりこういう話は好きである。そういう資質の人間なのかなあ、、、、。ウ～ム。

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