アムステルダムからハーグ方面行き列車で20分ほどでライデンに到着。近代的な駅です。
駅前にバスターミナルがあり、キューケンホフ公園行きのバスもここから出ています。
駅前からまっすぐ伸びるメインストリートを50メートルほど行ったところにVVV(観光案内所)があります。
メインストリートをさらにまっすぐ行くと運河に出ます。
右手には国立民族学博物館、左手には風車博物館があります。
|
★国立民族学博物館
植民地だったインドネシアのコレクションを中心として、東南アジアの展示が充実しています。
オランダは鎖国時代の日本が交易していた数少ない国のひとつなので、江戸時代の日本の収集品も豊富です。
|
★風車博物館
7階建ての風車の内部が博物館になっています。
1743年建造のこの風車は、40年ほど前までは実際に使われていたそうで、粉を挽くための設備も残されています。
各階には風車の仕組みやライデンの町の歴史に関する資料が展示されています。
階段は上階に行くほど狭く登りにくくなりますが、最上階からのライデンの町の眺めはとてもよいので頑張って登ってください。
|

風車博物館
|
★運河とクルーズ
さらにメインストリートをまっすぐ行くと広い運河に出ます。
ここは運河めぐりのクルーズの乗り場になっています。
このあたりが一番賑やかな界隈らしく、運河に浮かぶ船の上はカフェやレストランになっていて、午後をくつろぐ人たちで賑わっていました。
そんな運河も支流に入るとうってかわって静かな雰囲気。
人が住んでいるのかいないのか、ボートハウスもありました。
|

ボートハウス
|
★風車とハネ橋
運河沿いにしばらく歩くと、小さな風車があります。
横を流れる運河にはハネ橋がかかり、いかにもオランダらしい風景です。
|

風車とハネ橋
|
運河を越えてしばらく行くと画家レンブラントの生家跡があります。
住宅の外壁に「生誕地」の銘板がひっそりとはめ込まれているだけなので、気をつけていないと見落としてしまいます。
さらに南に進むとライデン大学があります。
★ライデン大学とシーボルト
ライデン大学はオランダ最古の名門大学です。ヨーロッパで初めて日本研究講座を開いた大学で、オランダで唯一、日本語学科があるそうです。
シーボルトは帰国後、ここライデン大学で日本研究に励みました。(シーボルトが持ち帰った品物は国立民族博物館に展示されています。)ライデン大学の付属植物園にはシーボルト持ち帰った日本の植物が今も残っているそうです。
運河をはさんだ東側にはゴシック様式の巨大な聖ピータース教会や国立古代博物館があります。
運河沿いには古い建物が並びいい雰囲気ですが、時間がなくてこちらは見ることが出来なかったのが残念です。
|
|