駐車場に車を停め、管理小屋の記録帳に記名して歩き始めます。
キャンプ場の横を通り、いよいよブナ林に入ります。
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ブナ林は、
ブナの白っぽい幹と
日をよく通す薄いの葉のために
独特の美しさがあります。
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このブナ林を育む水の流れ。
冷たく透き通っていました。
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分かれ道で「あがりこ大王」の標示に従って遊歩道を進みます。
周囲には「奇形ブナ」の姿が増えてきました。
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いよいよ「あがりこ大王」と御対面。
樹齢300年以上、幹周り7.62m。
「大王」の名にふさわしい威容です。
「あがりこ」という名前は、
幹からあがったところで子に分れている形から
付けられたそうです。
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いわゆる「奇形ブナ」ですが、なぜ
このような姿になるかは不明。
炭焼きのために伐採を繰り返すうち、
切られたところがこぶになった
という説が有力だそうです。
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分かれ道まで遊歩道を戻り、獅子ヶ鼻湿原に向かいます。
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「コケ群落地」の川底に生息する鳥海マリモ。
ハンデルソロイゴケとヒラウロコゴケが絡み合って
球体状になったもので、とても珍しいそうです。
天然記念物になっています。
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このあたりにも
奇形ブナが郡生しています。
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ふと地面に目を留めれば
シダや様々な植物が美しい形を描いています。
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最奥にある出つぼ(湧水池)。
こんこんと水が湧き出しています。
この水が、
この豊かな森や湿原を育てているのです。
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