No. | タイトル | システム | 登録日 | 改稿日 |
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0098 | 風見鶏泥棒 | GH | 01/09/23 | − |
老シャーマン | : | 白人に恨みを持っていた19世紀末のインディアン。舞台となる町に呪いをかけようとしたが、未完成のまま死亡した。 |
若き魔術師 | : | 修行中の魔術師。ふとした事から“老シャーマン”が残した4つ目の呪いの風見鶏を手に入れ、未完成の呪いに気付く。 |
町の実力者 | : | 清廉潔白を装うが、裏では非道な行いもする資産家。実は魔術師でもある。“若き魔術師”から呪いの話を聞き、金儲けに利用しようと企む。 |
聞き込みをする | 「怪しい風体の者を見掛けなかったか?」という類の事を聞き回っても、「この町は余所者の出入りも多いし、心当たりがあり過ぎる」と言われて成果は無い。魔術の使い手についての情報も無い。 “町の実力者”の評判については、酒場などで適当なロールプレイを行えば、「表向きは清廉潔白を装っているが、裏では非道な振る舞いもしている。一種のマフィアの黒幕的な人物」という話を聞く事ができる。また、<交渉>の技能判定に成功すれば「最近、先物市場に派手に手を出しているらしい」「所有する不動産に高い保険を掛け直したそうだ」という情報が得られる。 「“町の実力者”が、怪しい余所者と会っていなかったか?」という絞った質問を適切な場所で行ったならば、ロールプレイと技能判定次第では「余所者が何のアポも無く“町の実力者”に面会を求めに来た。最初は門前払いにされていたが、余所者が『呪いがどうしたこうした』と叫ぶと、“町の実力者”は面会を許した」という話を聞く事ができる。 |
問い詰める | “町の実力者”は、PCが面会した当初より挙動不審だが、具体的に問い詰める材料は無い。上段の聞き込みで「余所者と会っていた」と突き止めていても、「今回の件とは関係無い」と白を切られる。PCが暴言を吐くなどすれば、是幸いとPCを町から追い出す口実にしようとするが、実際に町を追い出されてしまってはセッションが行き詰まってしまうので、問題になる直前で保安官がフォローするなどの展開にする事。 最終的に「“町の実力者”には怪しげな所があるが、今は様子を見るしかない」という線でまとめる。“町の実力者”の非協力的な態度にプレイヤーがやる気を削がれるようならば、保安官のロールプレイを通してケアする事。 |
見張りをする | 4つの風見鶏は離れた場所にあるので、同時に警備する事はできない。呪いのかかった風見鶏のある塔には、NPCが三交代で一勤につき10人という体制で警備に就いている。残り1つには5人しかいない。このシフトの偏りについて聞くと、「“町の実力者”の指示だ」と教えられる。“町の実力者”に訳を聞いても最初は煩そうにして答えないが、PCがしつこく訊ねれば「実は、警備の薄い風見鶏は偽物なのだ」と答える。 NPCのデータは、ルールブックP118の“人間”のものを流用する事。武器は22口径リボルバーを持っている。<運動>や<聞き耳>などの警備をする上で必要な技能は1レベル所持している。NPCが警備員としてどれだけ役に立つかプレイヤーが疑問に思った場合、これらのデータやルールブックP41の「競争ロール」を説明する事。 PCが張り込みをするならば、場所と時間についてスケジュールを決めさせる事。分散しても構わない。徹夜をする場合などのペナルティについては、マスターが決定する。 見張りを続けた場合については、下段に改めて記す。 |