和大新駅構想と大規模開発
まず地域住民への説明と合意を
渡辺忠広 日本共産党和歌山市議ニュースより抜粋
区画整理事業変更は未認可
 和歌山市定例議会が12月2日から開かれました。私は19日、一般質問で和歌山大学周辺の新駅設置や
大規模宅地開発について、土地区画整理事業としての開発のあり方を質しました。
和歌山市は区画整理事業組合(浅井建設等7社)の設立と新駅設置計画を含む「事業基本方針案」を
平成12年8月、認可をしました。
 「事業組合」は「方針」に掲げた3ヘクタール分(図示D)の変更申請を提出し、和歌山市は平成13年7月
その変更を認め、すでに分譲住宅として分譲がされました。 
その後、再度「方針」の変更申請(30ヘクタール・図示C)を市へ申請していますが、審査中で未認可にも
かかわらず開発が進められています。こうした経緯に対する市当局の対応を次の諸点で質しました。
 1,事業内容の変更について地域住民への説明がされていないこと。
 2,何のための開発がされているか、住民へ納得のいく説明がされていないこと。 
 3,事業内容変更の未認可の段階での「図式C地区」の開発は違法ではないか。
 4,平成6年10月、開発認可がされている「和歌山ニュータウン開発」計画と「基本方針に示された
   「図式C地区」は重複するため、除外するよう行政指導すべきではなかったか。
 5,工事に伴う粉塵等の被害に対する地域住民の改善要求への対応。
「未承認ではあるが部内調整で許可」
 これに対し市当局は、区画整理事業の再度の変更申請は行儀中であり認可していないことを認めました。
しかし区画整理事業が事業民綴に至らない基本方針段階では土地区画整理法の規制は受けないと説明。
この区域は既に「和歌山ニュータウン」(大規模土地開発)は許可されているため開発許可をした。と答弁
しました。
私は、こうした経緯と内容が地域住民へ説明がされていないことを指摘し、市として事業者に対し、
開発の全容の説明と同意を得るよう指導を求め、市は指導を約束しました。
                (部内調整=市・都市計画部内で審査調整したこと)
和歌山大学駅周辺開発計画図
分かりにくいかも知れませんがクリックで図示が出ます
これは何や!  の写真集
知らない内にこんな表示看板がありました。
尚、和大周辺の開発状況の写真などあります。すべての
写真はクリックで大きくなります。