スコッチウイスキー(シングルモルト) スコッチウイスキーとはスコットランドで創られる蒸留酒の総称です。
元々は収穫して余った大麦などの穀物から作った醸造酒(ビールのような物)を蒸留した焼酎のようなものだったようです。しかしこの副収入に目を付けた政府が税金を課したことから山奥での密造が行われました。
この時燃料として使われたのが泥炭(ピート)で、これがウイスキー独特の香りを作り出します。
さらにこれを一度に出荷しないでシェリー酒の空樽に詰めて保存していたら味が熟成されることが判って、ピートで蒸留しシェリー酒の空樽で寝かせるというスコッチウイスキーのスタイルが出来上がったのではないかと言われています。
シングルモルトの規格は同じ地域の畑からとれた大麦を使用して単一の蒸留所で作られたウイスキーという意味です。
カリラ
ウイスキー独特のピート香が非常に強く、さらに潮の香りのするアイレイモルト独特の味わいが楽しめるのがこのカリラ。アイレイモルトと言えばラフロイグの方が有名ですが、これも非常に美味しいウイスキーです。
ノッカンドゥ
ナッツ系の香りがする口当たりの良いスコッチ。チェイサーをつけて飲むとクイクイと進んでいつのまにかボトルが空くある意味危険な酒です。最近の一番人気でよく呑んでいます。
ザ・グレンリベット
シングルモルトの中で一番をあげろと言われると悩みますが、香り深さ・味わい・喉ごしにおいてグレンリベットを超えるモルトはそう無いと思います。
特に味わいは儚ささえ感じる柔らかさで、チェイサーが必要ない気さえします。
18年が美味しいですが手に入れやすい12年物で充分美味しいです。
ちなみに政府登録の蒸留所としては一番歴史が古く、すべてのウイスキーの原型になっていると言われています。
グレンキース
値段もそう高くなく、香りも果実酒のようなすっきりとしたふくよかさがあり、味も甘口っぽいんですが、スコッチらしいドライさはしっかりあって美味しいです。
手に入れたのは10年物のオフィシャルボトルだけですが、他にもあるのかは不明。
グレンフィデック
鹿柄のケースとラベルで印象深いシングルモルトがグレンフィデックです。コンビニなどにも8年物はよく並んでいるので見たことはあると思います。
味わいはきわめて強く、まさにシングルモルトらしいモルトウイスキー。
このウイスキーを作ったグラント氏は蒸留所完成時に資金がつきてしまったのですが、家族に支えられてなんとか蒸留にこぎつけたのがクリスマスの朝だったという逸話が残っています。
苦労に苦労を重ねたその味わいは力強くそして華やかで柔らかな芳香を漂わせます。
グレングラント
実はグレンリベットと争って一番人気に押したかったシングルモルトがこれ。
香りの素晴らしさもありますが、口当たりの良い辛口ぶりが何とも言えません。
ただ、手に入れにくい気がするのが難点。滅多に見ないんだもんなあ・・・・・・・
グレンタレット
ウイスキー自体も美味しいんだけど、小説「ザ・ウイスキー・キャット」のモデルになった猫「タウザー」の逸話で有名という妙なウイスキー(笑)
飲み口がよく、なんとなくナッツを思わせる香りが好きですね。
ハイランドパーク
たぶん輸入品専門の催事場で手に入れたと思うウイスキー。
飲んだことがあるのは12年ものですが、グラスについだ途端に漂うピート香が水凪のお気に入り。
手に入れやすいといいのになあ・・・・・
ザ・マッカラン
シェリー酒の樽での長期熟成による深い芳香が特徴的なウイスキー。
12年物は手に入れやすく値段も手頃。
飲み口云々以前に香りが楽しめるシングルモルトだと思います。
・・・・・・・・・・キリがないからここらで止めとこう。
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