ウオッカ

 ロシアルーツの蒸留酒ですが、今日では世界中で作られカクテルベースにされたり、ストレートで呑まれたりと愛飲家が多数いる酒です。
 主にトウモロコシや大麦や小麦を発酵させた物を蒸留しているのですが、所によってジャガイモやライ麦を原料にしているところもあるようです。
 ウイスキーとの違いは白樺の炭で濾過しているところと、樽熟成を行わないところですね。
 熟成を行わないのに独特なまろやかさがあるのは白樺の炭で濾過しているためだと言われます。
 日本のホワイトリカーのように、果物などを漬け込んで呑むのも美味しいです♪

クバンカヤ
 水凪の一押しのロシア製ウオッカがこれ。
 値段も安く味わいも極めてまろやか。冷凍庫で冷やしてストレートで呑むのがいけるが、薬草系のリキュールやヴェルモットと合わせてステアして呑むのもいける。
 口当たりがいいのでついつい呑んでいる内に回りまくってしまうのが玉に瑕(笑)
 でも水凪はこれで二日酔いしたこと無いです。

スピリタス
 工業用アルコールですか?と言いたくなるぐらいアルコール度の高いポーランド製ウオッカ。96度もあるもんなあ・・・・・・・・・・
 度数は強烈で口当たりも刺激的だけど、その奥にウオッカらしいまろやかさが残っていて口当たりはよい。
 ストレートで呑むのはちょいきついので、炭酸で割って飲むのがいいです。
 ・・・・・・・最初呑んだ時は口当たりの良さにだまされて記憶が途切れました。
 気がついたら家の布団に潜っていたけど・・・・・・・・

スミノフ
 アメリカ製のウオッカで世界一の売り上げを誇ると言われています。
 有名なカクテルのスクリュードライバーはこれをベースにして作るのが一番美味しい気がする。
 アメリカはロシアに次ぐウオッカの消費国で、冷戦時代でも消費は落ちなかったというのだから、いかに愛飲家が多かったかよく分かります。
 アメリカ製ウオッカの特徴としては原料のフレーバーがほとんど感じられない程に蒸留してから加水している点です。

スコルピオ
 ベルギー製のウオッカ。
 実はネット通販で間違って注文してしまった銘柄であるが呑んでみるとなかなか美味しい。
 特徴は中に入った食用サソリ・・・・・・・
 中華で食材になっているぐらいなので今では抵抗無く呑めますけど、はっきり言って最初に届いた時はビビリました。
 おそるおそる味見したんですけど独特の香ばしさがあって美味しいです。

アブソルート
 スウェーデン産のウオッカ。
 特徴は銘柄の多さで様々なフレーバーが加えられており楽しめます。
 原酒は非常に口当たりが良く、後口にも甘みが残ります。
 水凪のお気に入りのフレーバーは唐辛子や胡椒を加えたペパー。他にも柑橘系やらカシスやらがあって、どれもなかなか美味しい。

サイレント・サム
 カナダ製のウオッカ。
 アメリカ製のウオッカに輪をかけて原料のフレーバーが感じられない。
 そう思いきや、独特のかすかな甘みがあってじっくり呑んでいると割といける。
 ストレートで呑むよりはカクテルベースにした方が良いけどね。