リキュール ワインやスピリッツをベースにして薬草・香草・果実などを数種類漬け込んだ酒の総称。だから日本で作る梅酒などもリキュールと言えばリキュールの一種。
一般的にはスピリッツをベースに数種類〜数十種類の原料が配合されて漬け込まれており、薬用酒的な性格を持っている。
このため香りが独特で好みが完全に分かれるが、飲みやすくするために甘みのつけられた物が多く、口当たりは比較的良い。 飲み方としてはカクテルのフレーバーとして使われるか、炭酸で割って飲むようなことが多い。
大瓶一本買ってしまうと好みに合わない場合もてあますので、ミニチュアボトルで買ってみて、自分がどういった系統に好みが合うのか試してみるといいです。
なお下の分類は水凪個人の分類です。
イエーガーマイスター
水凪の一押しリキュールがこれ。
系統としては薬草・香草系のリキュールだと言える。
基本的に麦芽や蜂蜜などによる甘みの強いリキュールが多い中で、これは珍しくほとんど添加された甘みがない。 薬草・香草・果実等を56種類配合した絶妙な香りと味わいが何とも言えず、飲むと幸せな気分に浸れる。
ロックで飲むのがお気に入りだが、冷凍庫で冷やしたウオッカかジンに5対1の割合でステアしてやるのもなかなかいける。
似たような仲間にアンゴスチェラビターズやラッテ・リ・ソッチラがある。
実はカクテル「カンパリソーダー」のカンパリもこの仲間だったりする。
ドランブイ
ウイスキーベースのリキュールで蜂蜜でつけられたまろやかな甘みと、ブレンデットスコッチも真っ青な種類の原酒をブレンドした中に漬け込まれた香草の香りのマッチングが何とも言えない。
分類するとすればウイスキー系リキュールになると思う。
甘みのが強いのでカクテルのフレーバーに使うのがいい。ベースがウイスキーなのでウイスキーを使ったカクテルが合うみたいですが、軽く暖めたミルクにちょっぴり加えてステアするのも美味しい。
仲間で飲んだことがあるのはアイリッシュミストだけ。
アブサン
ニガヨモギを使った超有名なフランス製リキュール。
実は習慣性・中毒性があると言うことで長年製造が禁止されれていたが、中毒成分の含有率を押さえる事で近年復活した。
アニス系の薬草リキュールで無茶苦茶香りが強く味にも癖が強い。
私は好みにあったけど、呑めない人も多いだろうなあ・・・・・・
似たような仲間にサンブーカやウゾがある。
カルーア
たぶん飲んだことがある人が多いと思われるコーヒーリキュール。
ミルクに加えてステアするカルアミルクは超有名なお手軽カクテル。
系統としてはこれはコーヒー系にしか分類出来ないと思う。
他に仲間があるかは不明。
コアントロー
オレンジの香り漂う果実系リキュールの傑作。
スピリッツの荒々しさをオレンジの風味が上手く包み込んでくれている。
フルーツ系のリキュールは種類が豊富で楽しみやすく、小瓶で買ってこなくても飲みやすいのでアッという間に無くなることが多い。水凪にとっては甘みが強くってちょっと飲みにくいけど・・・・・・
夏にクラッシュアイスをびっちりつめたグラスにコアントローを注いで氷と一緒くたに呑むと、なかなか幸せな気分に浸れる。
アマレット
杏の種子を漬け込んで作ったリキュール。
アーモンドのような香りが漂ってなかなか味わい深い。 ・・・・・・・・アーモンドも杏も梅も同じ仲間なんだから、梅酒が好きな人にはお勧めできます。
分類としては植物の種子の香ばしさを活かした種子系に分類しています。う〜ん、カルーアもここに入れるべき? ジンもそう考えるとリキュールな気がするけど・・・・・・
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
この系統には栗の香りがしたり、クルミの香りがするリキュールがあって、ナッツ好きには止められないリキュールになると思います。
・・・・・・・・・こんなとこかな?
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