国産ウイスキー

 国産ウイスキーの歴史はかなり浅く、100年に満たない歴史しかありません。
 現ニッカウヰスキーの創始者「竹鶴政孝」氏がウイスキーづくりを学ぶためにスコットランドへ渡り、戻ってきたのが大正10年。
 この年が日本ウイスキーの幕開けと言ってもいいでしょう。
 正確にはこれ以前にも合成ウイスキーがあったのですが、ここでは蒸留及び熟成によって作るウイスキーを取り上げます。

 基本的にスコッチウイスキーの流れをくんでおり味は割とスパイシーな感じがしますが、本場のスコッチよりはマイルドな風味があって飲みやすいです。

サントリー山崎
 日本でこんなに旨いウイスキーが作れるようになったのか!!! そう思わずびっくりさせられたのがサントリーの山崎です。
 基本的に熟成年度を短めにしたり、合成ウイスキーとして安く売る製品が多かった中に、12年熟成を行って一石を投じたウイスキーでした。
 値段は高めで海外産のウイスキーに目を奪われがちですが、味わい的には極めて口当たりが良く香りも柔らかで、グレンリベットと並べる銘酒だと思えます。

ニッカ・シングルカスク余市
 スコッチ・モルト・ソサエティ(SMWS)という専門の組織からシングルカスク認定を受けた国産初のモルトがこれ。
 シングルカスクとして認定を受けるには他にはない個性が認められなくてはならず、「ここまで旨いウイスキーが日本で作れるようになるとは思わなかった」と絶賛された逸品。
 ネット上でニッカウヰスキーのHPから注文することが可能で、是非味わって欲しい国産ウイスキーの一つです。

 まあ、他にもいろいろあるんですが、この二つが群を抜いていすぎなので^^;

 レッドとか角とかブラックとかetc・・・・・・も飲みますけどね。