珈琲&紅茶の美味しい煎れ方♪


ここでは美味しい紅茶や珈琲を煎れるコツを取り上げてみましょう。


 まずは道具を揃えましょう。腕に関係なく、そこそこ美味しい珈琲を入れたいというのならサイフォン式が良いでしょう。ただし器具の維持が大変だし、本当に美味しく入れた珈琲には遠く及ばない味なので個人的には奨めません。そこで揃えるのは布製のドリップフィルターをお勧めします。基本的には2〜4人用のフィルターがあれば不都合無いでしょう。それに豆の計量スプーンと電動式で良いのでミルとドリップ用のポットを用意しましょう。 紅茶の場合はティーパーコレーターを使うのが一番です。

 さて、買ってきたばかりの布フィルターはまずごしごし水洗いしてください。そして出来れば大きめの鍋にインスタント珈琲を沸かしてフィルターを煮込んでください。こうすることで布の目が予め縮んでくれるので、珈琲豆の粉が目詰まりしにくくなります。この後は軽く絞って干しましょう。

 次に珈琲豆や紅茶の葉ですが、まず店頭で飲んで確認出来るところで購入する事をお勧めします。美味しいと思えたお店でブレンドされた物を買ってくると良いでしょう。珈琲豆で注意するのはお店で挽いてもらわないことです。豆は挽いた直後からどんどん酸化して香りが落ちていき味も抜けてしまいます。挽いてもらうのは楽ですけどせっかくの珈琲の魅力を無くしてしまうことになります。豆用の計量スプーンを使って煎れる人数分を直前にミルを使って出来るだけ細かく挽きます。さらにカップとポット&パーコレーターにはお湯を注いで予め暖めておきましょう。

 さて、ここからが肝心!お湯を沸かすのは必ず水から沸かしてください。間違っても予め沸かして置いた電気ポットのお湯や瞬間湯沸かし器のお湯を使わないように!これには大事な理由があります。飲んだことがある人には分かりますが、湯冷ましの水は美味しくないですね?これは水の中の空気分が抜けてしまうからです。これが抜けてしまうと珈琲と紅茶の香りが出ません!沸騰する瞬間か寸前を見計らって火を止めてください。これがすべての決め手になると行っても過言ではありません!

 この後、珈琲の場合は布フィルターの中に挽いた豆を煎れてポットにドリップするわけですが、ここでも注意点があります。まずお湯を注ぐときはゆっくり泡を立てるように気をつけます。そしてこの泡を沈めないように気をつけて煎れてください。これはこの泡の部分がアクに当たる部分だからです。だから勿体ないと思っても、この部分が落ちてしまう前にお湯を注ぐのをやめて、フィルターをポットからはずしてください。

 紅茶の場合は暖めておいたパーコレーターに葉を入れて、お湯を注いで煎じます。充分に煎じたところで蓋をしてフィルターを押し下げてください。

 後は予め暖めておいたカップに煎れた紅茶や珈琲を注ぐだけです。

 一つ〃は簡単そうですが、連続した動作として行うと結構難しいです。上手くコツをつかめるまで頑張って見ましょう!