ファンやってると、嬉しいこと、楽しいこと、感動的なこといっぱいで、ウキウキ、ワクワクの毎日。でも想いが深ければ深いほど、どォーんと奈落の底なんてこともありますね。  その「どォーん」の方にスポットを当てたところがミソ。
 人の不幸を読んで、落ち込んだことのない人は、「ウフフ…」と我が身の幸せを感謝。落ち込み体験者は、「私だけじゃない、みーんな一緒なんだァ」と救われる、これぞファン心理を知り尽くした心憎〜い癒しのコーナーですよね ! !







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ファンゆえの切なくおかしく哀しい貴方の落ち込みをお寄せください。
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一任ということでお願いしますね。

 FAX=072-824-4776 でも受け付けていますので、何なりとお気軽にお寄せくださいませ。








                ◆「お〜い、鼻血や鼻血〜 ! 」という私に、妻は一言「なによ、子どもみたいにィ〜」と答えたきり知らんぷり。
ところがその同じ妻が、二日後、北海道だか東北だか、とにかく遠〜〜いところで、巡業中の猿之助が鼻血で役を交代したらしいと聞かされたとたん、夕食の支度を中断してまで医学書に読みふけっている !!
ええかげんにせんかい !! 俺の鼻血と猿之助の鼻血と、どこが違うねん。言うてみイィーー !!!
             ……………………大阪( キレてますます鼻血が止まらなくなった夫 )




    ◆『沼津』で猿之助さん扮する十兵衛が客席を通り抜けた時、私感心してしまいました。
「うわァー、さすが歌舞伎役者やなぁ、大きい顔!」なんて。 その頃猿之助さん、コロンコロンだった上に白塗り化粧。しかもすぐ側で見たんですから、より一層大きさが印象的だったんです。
さて、それからしばらくして、《囲む会》でのツーショットスナップを見て私はガクゼン!!
何と、猿之助さんの横で恥ずかしそう(?)に笑っている私の顔の方がズーッとおおきかったんです。
…………………大阪(態度は小さいM・T)




                ◆「キャッ、目が合った ! 」なんて感じたこと皆さんはないですか。これまでで偶然ながら目が合ったと確信しているのは、岩藤の宙乗りの真下にいた時、ヤマトタケルが宙に舞ってた時、そして河内山が座ってた時…など。そんな時、ミーハーの私は全身金縛り、心臓破裂寸前。「目が合った、猿之助さんと目が合った…」と、そのことばかりをまるで宝物みたいに抱きしめています。
 と、休憩時間、私の周囲の常連客とおぼしき人たちがすかさずおっしゃるではありませんか。
 「こっち見てらしたでしょ」「ええ見てらしたみたい」
 そこで私は一気に奈落の底。 あ〜、何たる勘違い ! 何たるバカ !
 でもでも私、やっぱり目が合ったと信じているんです。いえ、信じていたいんです。 ね、ファンの皆さんならこの気持、わかっていただけますよね。
………………………福井( 猿様のトンボの目がうらめしい U・K )




                ◆ある《囲む会》での猿之助さんと母の会話。
【母】「この娘ったら、旦那さんの目もありますのに、もう辺り一面猿之助さんのお写真はりまくってるんですよ。納戸一面に!」
【猿之助】「な、ん、ど、ですか」
【母】「それとこの写真ね、(と、丈の写真の入った新聞の切り抜きを取り出し)こんなヘンなの載せないで、って新聞社へ電話したんです」
【猿之助】カメラマンがヘタなんじゃありませんよ。もとが悪いんです」
【母】「んまァ、何をおっしゃいます!! 誰だって油断してる時はあるんですから」
【猿之助】「ハァ…ゆ、だ、ん、ねェ…」
フォローしてるつもりで喋れば喋るほど墓穴を掘ってるってことゼーンゼン気付かない天真爛漫な母。そしてその横で母の分まで落ち込む私。
…………………………大阪(墓穴でもいい、穴があったら入りたいM・K)




◆『敵討天下茶屋聚』公演中のある夜の電話。
 「嬉しいー!!猿之助さんって何て優しい方なのー!!」
 あのお芝居って、大詰で元右衛門が客席を逃げ回る趣向がありますよね。通路側7列目に席の取れた友人、一世一代の勇気で猿之助さんに手紙を書いたとか。
 「かくまって差し上げます。7列〇番、眼鏡にマスクをかけて座っているのが私です」と。
 するとその日、本当に友人の隣に一つ補助席が出て、元右衛門が逃げ込んできたのです。幸せで胸張り裂けそうになって電話してきた気持ち、よーっく分かりますよね。
 さてそれから数日後、も一度観たいと出かけた彼女が見たものは…?? あの日と同じく7列目に補助席が出
され、あの日と同じく元右衛門が逃げ込む姿だったのです。 ガ〜ン!!!
…………………藤沢市(私だって7列目に座りたいM・K)




◆寒〜い冬の夜の南座。出待ちするなら楽屋口すぐの所に立てばいいのに、自意識過剰の私にはそれが恥かしい。それでわざわざ十メートルほど離れた横断歩道の傍らに立ち、信号待ちするフリをして出待ちすることにしたんです。
 30分待ち、1時間待ち、「もうそろそろだわァ〜」と漲る緊張、高鳴る動悸。
 と、突然「いま、お帰りですか ? 」と某三階さん。
「は、はい、お芝居の話してたら遅くなっちゃって。エヘヘヘ…」
「信号、青ですよ」
「え、えェ、エヘヘヘ」
というわけで渡りたくもない横断歩道をヘラヘラ渡った後とってかえしましたよ。ダダダダーッ ! ! ! なのに時すでに遅く、「あら〜、たったいま、ダンナ車で行っちゃいましたよォ」なんて・…。
ああ〜〜、なんで、なんでこうなるのォ〜〜。
………………………大阪( 愛想がいいのが玉に疵の K・S )
 




◆『娘道成寺』で撒かれる手ぬぐい、ファンなら誰だって「どうぞわが手に ! 」と祈ってますよね。もちろん猿さま直撒きのもの ! 
 さて、春秋会で踊られた時のこと。前の方の席にいた私はチャンスばっちり。その時が近付くにつれ、胸はドキドキ、頭は真っ白。
 一本目、頭上をヒューン ! 二本目、こっちに向かって来たー ! !  ワッと手を伸ばす――なのにスルリと抜けて足元にポトリ。臨席のオジサン、すかさずサッと拾って、さらに隣の男性に「はいっ、猿之助の手拭、おみやげに ! 」だって。しかもその男性ったら、まるでスーパー開店の粗品貰う時みたいな有り難みの感じられない受け取り方。
 なんで、なんでェ〜、90%以上の確立で、大事な大事な私の宝物になるはずだったあの手拭。せめて「嬉しい〜 ! 」と上気して受け取って欲しかった ! ! !
………………………横浜 ( キャッチボールの下手な Y・K )
 



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