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SF小説
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クリフォード・D・シマック
Clifford D. Simak
小鬼の居留地

訳:足立 楓

  • 物質転送機の故障で「透明な星」に飛ばされたマクスウェル。ようやっと戻ってみれば自分が2人になっており、しかも1人はすでに死んでいた・・・。暗躍する異星人と渡り合いながらマクスウェルは「透明な星」の謎を解く事が出来るのか?
  • 時間旅行、物質転送、異星人。SF小説としてこれだけのものがあれば、よほどハードな作品かと思う方も多いはず。がここに小人族や仙女、お化け、バンシーが加わったら・・・
  • シマックが描く未来図は、科学文明と迷信的存在が同居する不思議な世界。そのアイデアは30年前に書かれたとはとても思えないほど活き活きとしており、何よりこれだけ詰め込まれたアイテムを過不足なくまとめあげているのには感嘆するばかり
  • 残念ながらシマックの著書は全て絶版になっており、その上に古書店では2000円以上の価格で取引されている模様。お薦めの作品ではありますが、入手は相当困難な事をお断りしておきます
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