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SF小説
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トーマス・M・ディッシュ
Thomas M. Dish
いさましいちびのトースター
火星へ行く

訳:浅倉 久志

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  • 前作『いさましいちびのトースター』で、安住の地を見つけた電化製品たち。ところがある日、ラジオから聞こえてきたのは火星からの電化製品による侵略を伝える通信だった?!大切なご主人を守るため、トースター達は火星を目指す
  • ただの電化製品がどうやって火星へ行くか詳しいことは読んでもらうとしても、とてもユニークなことだけは申し上げておきます。前作もそうですが、とにかくディッシュの目線の高さが心を和ませてくれるのです。この本を読むと、一生懸命何かを目指す事は絶対に無駄ではないのだと、そう思えるから不思議です
  • 夜寝静まると、おもちゃや電化製品がひそひそとおしゃべりをしている・・・。子供の頃夢みた情景がそのままSFになった、そういう作品がこの本です。SFはちょっとという方にも是非お薦めします
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