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歴史を変えた動物たち
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- 古今東西、歴史に深く関わった動物９匹のエピソードを紹介する本。犬を飼い始めてから少々動物づいているためか、表紙の犬の写真を見て、思わず購入とあいなりました
- 最近アニマルセラピーという言葉が耳に入るようになりました。言葉が通じなくても、動物が側にいてくれるだけで与えられる安らぎは、人間不信に陥りやすい権力を持った人間にとって、親しい友人以上の価値があるのかも知れません
- 近世ではビクトリア女王やヒトラー、古代ではローマ皇帝やアレクサンダー大王と、なるほど歴史を変えた人物が並んでいます。「動物の飼い主」という切り口から見た彼らに対して、今までとは違った見方をすることができるでしょう
- メインの9章のほかにも、動物に関するこぼれ話のコラムが11話ついているので、ちょっと雑学を広めるにはいい本だと思います。話を作り込みすぎたきらいのある章も一部ありますが、おおむね伝記風の展開になっています。厚みもそれほどではないので、ちょっと時間の空いた時にどうぞ
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