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ウィリアム・ゴールドマン
William Goldman
プリンセス・ブライド

訳:佐藤 高子
  • ハヤカワ文庫FT唯一の2色刷がこの本。S・モーゲンスターンによる作品のダイジェスト版という形を取っており、冒頭にその製作過程が42ページも掲載されている点がユニーク。(このモーゲンスターンはゴールドマンのもう一つのペンネーム)
  • よく小さく(1)と註がふってあるかわりに、いきなり文中に赤インクで作者の話が飛び出してくるのが、面白いといえば面白いといえます。が、私自身は買って1回読んでからこのHP作るまでの10ウン年間1度も読み返してませんね。(=好みの本ではないってこと。エディングスとかアンソニイとかは少なくとも複数回シリーズで読み返してますからねぇ)
  • プリンセス・ブライドというからには「Happy Ever After」で終わるかと思った方には、かなり肩すかしなエンディングです。途中の赤インクで読むリズムを崩されながらも、なおかつエンディングまで耐えることが出来た方には心からの拍手を・・・
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